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人生と仕事の原理原則について

原理原則とは何か。それは、自分の中の決まりのようなもの。

レイ・ダリオという投資家の本に「PRINCIPLE」という本があります。人生と仕事の原則を書いた本で、この本に影響を受けています。その中でも、「すべてであると同時に、無の存在である」という一節は、ふとした時に読み返すようにしています。人生は自分次第であるという気持ちを強くさせる。

32年間生きて、自分の人生の中で大事にしていること、大事にし続けていきたいことは沢山あります。ただ、時として迷ったり、八方塞がりになってしまうこともある。そんな時に、たち戻れる自分の原則を整理していきたいと思って書いていきます。

構成は、
1.健康
2.仕事での目標達成
3.余白をつくるために
4.その他、大事にしている価値観と習慣
で一旦書き進めてみます。

読んでくれた人にとって、何かしらの参考になったら嬉しいです。1回の更新で終わらさずに、定期的に見て、進化させていく予定です。


健康を保つために

なんで健康を保ちたいか?健康はすべての活動の土台であり、源泉だからです。どれだけいいアイディアが浮かんでも、体が動かなくなってしまうときってあります。メールを一通返すこともとても時間がかかってしまうことがある。

自分の状態を保つことは、楽しく幸せに生きる上でも、目標を達成する上でもとても大切です。

■食事

・小麦、牛乳、卵を減らす

遅延性アレルギー検査を数年前に受けた時に、小麦、牛乳、卵が限界値を超えていました。遅延性アレルギーとは、即効性のアレルギーではなく、数日後〜一週間後にでるアレルギー症状。以前ほどストイックにゼロにはしていないですが、それでも各種摂取は週1程度にしています。醤油などの間接的なものはOKとしています。

・腹八分目+よく噛む

食べすぎると、頭が働かなくなって、働かないがゆえにやりたいことができない自分にイライラしてしまうことがあります。人間のストレスやネガティブな感情の一定割合は、食べすぎから生まれているのでは?と思います。たまに100%を超えて、なるべく八分目に心がけてます。まだ習慣化できていないですが、よく噛んで食べることも胃の負担を減らす上で大事です。

・年2回の断食+16時間断食

胃の状態をよくするために、昨年から年2回、3日間断食をしています。酵素ドリンクを飲むので思ったよりは辛くない。体と頭が軽くなり、調子が良くなります。また食べすぎてしまったな、胃の動きが悪いな、と思ったら半日〜16時間断食をするようにしています。

こちらは昨年行った断食の振り返り。


■運動

・週1~2回のジム

週1~2回ジムに行くようにしています。1回は30分程度で、柔軟をしっかり行った上で、全身運動をします。1時間を週1回やるよりも、30分を集中して1〜2回行ったほうが疲れなくてよいと思っています。前はパーソナルに行っていたのですが、最近は友人と一緒に行くことで、密度を高めています。やっぱり1人だとだらけてしまうので。

・週1回のランニング or 何かしらの運動

週1回はランニング等で、体を動かすようにしています。酸素が体中の頭から指先まで行き渡って元気になるイメージがある。疲れている時ほど運動をしたほうがいい派です。最近だとスノボにはまってます。2022年は、ボルダリングに挑戦していきたいと思ってます。

■睡眠

・1日最低7時間は寝る

どれだけ運動していても、いい食事を食べていても、十分な睡眠を取れていない時は、ゾンビ状態になります。あらゆる事の判断が遅れたり、無用な心配に頭が囚われたりしやすくなる。逆にしっかり寝ている時はプラス思考になりやすい。なので、何を差し置いても、寝るようにしています。睡眠が十分に取れていない時は、日中仮眠をする等で補います。

・24時までに寝る

これはなかなか難しいのですが、、やっぱり25時に寝て8時に起きるよりも、24時に寝て7時に起きたほうが睡眠の質がいいように感じています。この時間に寝るためには、毎週の定期的な運動とその前のお風呂が肝要。


仕事で目標達成するために

仕事でなんで目標を達成したいか?それは実現していきたいビジョンの実現のためであり、MATCHAで働いている人、応援している人、読者など、関係者に報いるためです。

■理想から考える(ビジョン作り)

まず最初に考えることとして、どんな世界を実現していきたいか?という理想から考える。これからの時代はなにが来るか?を考える。それをなるべく詳細にイメージする。

MATCHAの会社でいうとビジョンである「日本の価値ある文化が時代とともに残っていく」を会社を作る時に考えました。自分たちがやっていることの先に望むことでもあります。

このビジョンを実現するために成すこととして「日本と世界をつなぐプラットフォームになり、世界中の人に日本の文化を届ける」としています。このビジョン、ミッションを毎日意識し、実現を信じることができないと会社はブレるんだろうと思います。

同時にプロジェクトがどうなったら成功なのか?勝ちなのかを定義するのがとても大切です。その解釈が揃っていないと、同じ方向に進んでいるように見えて、微妙にずれてしまうので。


■誰の何を解決するか明確にする

ビジネスの基本は、誰かの課題を解決すること。僕らがなぜ、コンビニでペットボトルの水を買うのか。それは純粋に喉が乾くからです。課題はマイナスをプラスにしたいというものから、プラスを更にプラスにしたいものまで様々。

ちなみに、MATCHAが解決すべき課題はなにか?それは「外国人、日本企業、日本の文化(地域)における情報の非対称性が存在すること」です。この課題の解決が結果としてビジョンの実現につながります。


■因数分解して考える

目標達成をするために、いきなり闇雲に始めるのではなく、それらが何で構成されているのか?をなるべく因数分解して考えます。

売上 = 単価 × 顧客数と考えることで、一つ一つについて深ぼることができるように、なるべく細かく見てみる。その中で、何が一番コントロールできて、効果が出せるかを考えるようにしています。


■1人で戦わず、自分の強みを活かす。

人が1人でできることは限られています。なので、1人で戦わないようにする。同時に、人には強みは弱みがあり、お互いを補完していくような形で取り組むことで1人ではできないことが実現できるようになる。

同時に、人は基本的に怠惰な生き物だと思います。自己保存法則で成り立っていて、易きに流れやすい。ちなみに、ジムなど一定以上の意志が必要なものは、友人と一緒に行くことで習慣化するようにしています。


■日記と振り返り

毎日5分〜10分の日記を書いて、週末に1~2時間ほど振り返りの時間を作っています。目の前のことに忙殺されるとどうしても大事な物を忘れてしまうので。日記を書くことで、あの人に連絡しなきゃというセルフリマンドになります。振り返りに関しては下記のKPTでオープンにできる範囲で公開しています。


余白を作るために

なんで、余白を作りたいか。それは想像していない物事や考えに出会いたいから。2021年のテーマが「余白」でした。3つの意味があって、最近少しアップデートしました。

1つは、自分自身の余白です。ぼーっと考えごとをしたり、瞑想をしたり、旅に行く時間。自分の信念を見つける時間。

2つめは、他者や組織に対する余白。自分だけで完結するのではなく、周りが最大限発揮できる余白を作るということ。隙や感情をさらけだすのもここに含まれる。

3つめは、社会に対する余白です。より世の中を巻き込むための問いを考えることとも言える。

上記の3つに重なり、大事にしていることを書いてみます。


■発信による循環

2011年からブログをはじめて、自分の体験を言語化して、発信するようにしました。自分自身、誰かの発信によって人生を変えられて、同時に自身の発信が誰かの人生に影響を与えたこともありました。世の中を前進させるような考えや、体験の発信は、巡り巡って自分に返ってくるものだと思っています。

■旅に行く

旅って何がいいんだろう?と思うと、想像もしていなかった新しい価値観に触れることができて、インスピレーションをもらえるからなんだろうと思います。その街に積み重なっている文化や知見、バックグラウンドが違う人同士の課題と強みと対話によって、新しい何かが生まれてくる。ピンときたら行く。「旅の目的は後から見つかる」そのスタンスで日本や世界を旅し続けていきます、

■1on1での朝活

2021年始めから、ほぼ毎朝1on1での朝活をしています。半強制的に早起きしたいという目的と、朝から雑談したいという気持ちから始めました。基本的にノーアジェンダです。あんまりオープンにしていないですが、朝活がきっかけで一緒に働く事になった人、生まれた仕事、出資など多方面でいいことが生まれました。これからも大事な朝の余白の習慣として、続けていきます。

余白とは運を引き寄せる行為だな、と最近思います。余白がないと、決まりきったことしかできなくなってしまう。余白があるから、遊びが生まれ、新しいものができるんだろうというのが最近の自分の感覚です。


その他、大事にしている価値観、習慣

上記以外に大事にしている価値観、習慣を書いてみます。

■波を自分から立てる

波を待つのではなく、自ら立てる。人への誘いもそう。そうすると、向こうからも誘われやすくなったりと、新しい流れが生まれる。

■挨拶と感謝を忘れない

自分が今あることを自分の力だと思わない。定期的に自分の原点やきっかけをくれた人への挨拶と感謝を忘れない。

■いいものにお金を使う

基本的にいいものにお金を使うのが大切だと思っている派です。その瞬間の負担は大きいけれど、長い目線でいうと自分の生活や価値観をを数%ずつ底上げしてくれる。メガネは、千葉県佐倉市のメガネのとよふくで作っています。一つ5~7万円くらいするのですが、それ以上の価値を感じています。

■どんな人でも対等である

年齢、性別、国籍は基本的に気にしません。どんな人でも対等であるというスタンスを大事にしています。もちろん、その国ごとの文化を重んじたり、理解しようとしますが、大事なのはラベルで一括にするのではなく、その人ごとと向き合うことだと思います。


振り返りながら、アップデートしていきます

以上、自分の中で大切にしている原理原則を書いてみました。本当は他にも書きたいことがあったのですが、書きすぎても意識できないので、あえて削ぎ落とした形になります。

当たり前なことのようで、意外とできていないことも沢山あります。書いて終わりではなく、ふとした時に定期的に見返して、自分の真ををまっすぐにしていきたい。

そして、1年に1回などブラッシュアップしていきたいと思います。


やらない原理原則

やらない原理原則を更新しました。


2022.3.14更新

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。