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〈雑記〉3A号と3B号は2分冊、しかし4号は1冊のほうが良いのでしょうか?

隔月刊行、偶数月の20日ごろに発売している青騎士。
第1号は4月20日に1冊で発売しましたが、続く第2号は漫画の原稿が集まりすぎたため、2A号と2B号、ふたつに分けて発売をいたしました。
同じく、昨日発売の3号も、3A号と3B号に分かれています。

〈2分冊して発売すると〉
・好きな作品がAとBで分かれてしまう
・買って帰るときに重たい
・収納場所を多く取ってしまう

というように、良くない点が出てきてしまいます。

そもそも漫画雑誌に限らず本は、刷り上がった紙を折って重ねて製本して完成となりますが、この製本機が青騎士の場合、最大で46機までしか並べることができません。1機(鞍 くら といいます)の製本機を、直列的に46機並べて、順番に折りを集めていって製本しています。
そして、青騎士は1折あたり16ページのものを重ねて作っていますから、

16ページ × 46機 = 最大736ページ

つまり、青騎士を1冊で出すと、最大で736ページの本しか作れないんです。

編集部としては、ここが悩ましいところでした。青騎士に原稿を寄せてくれる作家が増えることは、とってもうれしい。しかも、創刊まもない、何者でもない、ブランドもなにもない青騎士誌なんかに原稿を寄せてくれるなんて。とてもうれしいです。いっしょに漫画を作ってくれる仲間が増えることはうれしいことです。とてもありがたいことです。ありがとう漫画家たち。

ところが、創刊号を作ったあと、第2号に寄せられた原稿は830枚以上。第3号は850枚ほどです。こうなると736ページに収まらず、そこで、A号とB号に2分冊して発売することにいたしました。

しかし、冒頭述べたように、2分冊自体には良くない点もあります。

そこで、4号はページ数を調整しまして、今一度、1冊だけで出そうじゃないかと考えました。というわけで、青騎士第4号は1冊で発売します。