「青騎士」第19A号作品紹介 その②
「青騎士」第19A・B号は、4月19日に2冊同時発売!
19A号から、掲載作品紹介その②をお送りします。どうぞ!
鈴木りつ『ストーンフラワー』
18号から始まった新連載、京都を舞台にした、不死身の主人公「かな」の物語『ストーンフラワー』。
清水寺にポツンと佇むメイド服姿の少女。スーツの男に追われているようです。
まんまと見つかってしまった「カナ」は、舞台から飛び降り逃走。これぞまさしく「清水寺の舞台から飛び降りる」というやつですね。高さは約12メートルらしいです。
落下地点にいたのは、車椅子の少女「るてん」。どうやら彼女がカナの“ご主人様”のようです。まともに落ちてしまい血だらけのカナですが、不死身ゆえあっさりと回復。
不死身のメイドと病弱少女、2人がいかにして出会ったかは本誌にて。1話に登場した黒髪の「かな」と、メイドの「カナ」の関係性や時系列など、新たな展開の連続で謎が深まる第2話。続きが気になります。
鈴木りつ先生の読み切り作品は、過去の「青騎士」に多数収録されています。こちらも合わせてお楽しみ下さい。
・『全てが劣化する』(4号)
・『ネコマタ解釈の成立』(6A号)
・『供えろ!生贄ごはん』(7A号)
・『息継ぎの正しいタイミング』(8A号)
・『タンカ・タタンカ』(9A号)
・『#hiasobi配信中』(10A号)
・『叔父のいし』(15B号)
熊倉隆敏 『つらねこ』
2人がいるのは、和歌山県の那智の滝。そのド迫力の光景に言葉を失う知里ちゃんでした。
テンションあげあげで観光を楽しんでいるとき、ふと気になる場所が。
町の周囲2kmから外に出ることができなかった知里ちゃんが、いろいろな場所に行くことができるようになったのは良かったのですが、「ネドコ」や「ネザカイ」は、危険が伴う未知の世界でもあります。
現実と異界の境界線、そういった不思議な場所が生まれる理由には、過去にそこで起きた出来事が深く関係しているようです。
『つらねこ』は、単行本1・2巻が好評発売中です!
みやまるん『メガロザリア』
前回から始まった「修道院編」。修道院で粛々と生活することを求められるロザリアですが、早速シスターたちと揉め事を起こし、最後は「おし◯こ入りシチュー」を飲まされるという、とんでもない洗礼を受けてしまいました。
そんなロザリアに近づくのは、最初に修道院を案内してくれたシスター・カンナ。自分を嵌めたうちの一人ではないかと疑うロザリアでしたが、優しい言葉と包容に、すっかり懐柔されてしまいます。
カンナのアドバイスに従って、他のシスターたちとの関係修復を試みるロザリア。上手くいくと良いのですが…。
場面が変わって、お城の様子を偵察しているパメラ。
パメラの視線の先にあるのはグレン。さすが探偵、なにか怪しいと感じ取っているようです。しかしグレンも一筋縄ではいかない相手です。
そして場面は再び修道院へ。また一波乱おきそうな予感です。
『メガロザリア』は単行本1・2巻が好評発売中です!
今回の作品紹介はここまで。
ここが漫画のヴァンガード(尖兵)! 時代を先駆ける魅力的な作品の数々!「青騎士」19A号をぜひお楽しみください!