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「青騎士」第10B号作品紹介『偶使(オウシ)ー人形遣いー』(AKRU)

「青騎士」第10B号作品紹介。AKRU先生の読み切り作品『偶使(オウシ)ー人形遣いー』後半のご紹介です。

舞台は、日本統治時代の台湾台北。
台湾人で、肉親の兄が失踪し、身寄りがなくなった真は、日本人の呉服屋の主人に引き取られて養子となっていた。
引き取り手の藤井家では引き続き真の兄の行方を探していたが、真がなぜか兄の失踪当時の記憶を失っていることもあり、真相の究明に至っていない。

そんな中でも養子としての真の新しい生活は動き出しており、日本人ばかりが通う幼稚園に通いだしていたが、真自身の境遇もあり馴染むことができずにいた。
そんなおり、養母と立ち寄った玩具屋である人形に出会ったところから、真の身の回りで奇妙なことが起きるようになる。

台湾漫画界の旗手・AKRU先生が統治時代の台湾を描く歴史奇譚お楽しみください。

AKRU先生の単行本『台湾ごはん何食べる?』(幻冬舎刊)、『北城百畫帖』(Comic Catapult刊)は好評発売中です。

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