死神さん死神さん、「アジャラカモクレン テケレッツのパー」なんて覚えられないよ!


こちらの記事で米津玄師さんの『死神』MVと古典落語の演目の『死神』について、自分のような落語初心者にもとてもわかりやすく解説してくださっていましたのでシェア。

そしたらこの記事を読んだわずか数時間後に『死神』MVの再生回数1,000万回突破のニュースが!! おめでとうございます! しかしこんな偶然あります!? これは好機と思い前々から書きたかったこの記事を書いている次第です。

そもそも『死神』がきっかけで古典落語の方にも興味を持つものの、最初にMVを見たときの感想は
■米津玄師だらけでなるほどここが天国か
■これぞ米津玄師純度100%って感じの曲
■「幻師」は「げんし」と読むのか「けんし」と読むのか
■噺家さんが実は死神でしたってオチかと思った

で、落語の方の元ネタを知らなかった自分は、最初は不倫の歌かと思ってました。
歌詞に〈妻子もいるんです〉と(歌詞としては記載されていないけれど)曲中に「アチチチチチッ」と何回も出てくるし〈火が消える 夜明けを待たず / 面白くなるところだったのに〉とあったので、これは火遊びの歌で、愚かな男の視点で書かれた、女性とキャッキャウフフしようと思ってたところへ、相手のパートナーの男性が帰ってきてガチ修羅場。という歌かと間違った解釈をしてました。
ただ「米津さんがこうしたテーマの歌を歌うかなー?」という疑問はありましたけれど。
(そして野木亜紀子先生に怒られそうなキャッキャウフフの使用例……)

そして、何度聞いても覚えられない謎の言葉
「アジャなんとかモクレン」
何度聞いても「アジャ……なんだってー!?」と、志村けんのだいじょうぶだぁ!?に登場したおばあさんのような反応をしてしまいます。
アジャと聞くと無条件でアジャ・コングさんを思い出す世代の人間です。アジャ・コングさん内容的に直接関係ないのに名前出してすみません。
そして正直に白状します。実はいまだに覚えられてません! じゃあ記事タイトルはどうしたんだっていう話ですが、すみません、そこだけコピペさせてもらいました!(おまえゲロったな)(お ま え と い う や つ は)

その謎の言葉「アジャなんとかモクレン」で物は試しでググったら落語の演目『死神』のウィキペディアにたどりつきました。「アジャなんとかモクレン」でググってたどりつけたなんてインターネットは便利な世界ですね。

演目『死神』ですが、まだウィキを読んだだけですが、落ちの部分が噺家さんによって実にバラエティーに富んでておもしろい!
そしてそこでようやく謎の言葉が「アジャラカモクレン テケレッツのパー」だということを知りました。

(でも本当はまだ覚えられてないんだろう?)(うん)

「アジャラカモクレン テケレッツのパー」なんて口が回らなくて言えないよ! なんで米津さん言えるの!? え、みんな言えるもんなの!? アジャ……なんだってー!?


米津玄師 - 死神  Kenshi Yonezu - Shinigami [OFFICIAL VIDEO]

本記事の〈〉内の歌詞はすべて米津玄師さん『死神』
〈〉内の歌詞はすべて、YouTubeの動画日本語字幕より引用[https://youtu.be/8nxaZ69ElEc

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