ミャンマーのために今、私たちができること
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ミャンマーのために今、私たちができること

青木マーキー

在住友人の安否確認から

20年来の友人が、ミャンマーで働いています。国軍によるクーデターを経て、連日の報道が気になって、安否確認をかねて、ふと連絡をしてみたところ「明日ならZoomで話せるよ」とお返事がありました。そこで「緊急開催 ミャンマーのために私たちができること ミャンマー在住のTさんとZoomで話そう」というイベントを立ち上げることに。急いでFacebookイベントページを立ち上げました。参加費がわりにいくらかのAmazonギフト券を頂戴し、Tさんを通じて、現地で平和活動をしている方に差し入れを届ける、という仕立てにしました。

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急きょ参加者とカンパを募集

昨日の今日で開催だったので、限られた告知期間にも関わらず10人を超える方からのカンパや参加を頂きました。ありがとうございます!(今も継続してカンパを募集中です!)

あいにく冒頭の15分はミャンマーのネット環境が不通になったため、参加した日本人で「Tさんが到着したら聞きたい質問をリストアップしよう」という話に。

すると、こんな質問が出てきました。

Q:ミャンマーの現状は? 現地の人はどう過ごしている?

Q:学校やスーパーはひらいているの?

Q:クーデターの前後でどう生活は変わった?

Q:言論や報道の自由はどれぐらい規制されている?

Q:何が今、必要とされている? 日本からどういう支援ができる?

Q:ミャンマーの子どもたちを守るためにできることは?

いずれももっともな質問ばかりですね。

Tさん到着

そうこうしているうちに、ミャンマーのネット環境が回復してTさんがZoomに登場。久しぶりにコトバを交わす友に、さっそく質問を投げかけました。すると、Tさんから、リアルなミャンマーの現状が語られます。

まっさきに出てきた言葉は「この1週間は、怖いくらいに、何も起きていないです」とのこと。「時系列で紹介しましょう」とTさんは今回のクーデターの流れを現地で見てきた視点でお話しくださいました。

2021年2月1日のこと、職場に顔を出すと「ネットもTVも落ちている」という状況に。停電やネット不通はミャンマーの常とのことで、気にせずいたら、どうやら様子がおかしい。「国軍が××、クーデターで○○」という現地スタフの声が聞こえてきました。すると報道にもあったように国軍が、政権を強奪し、主要な閣僚を軟禁のうえ、全ての権限を掌握。これを受けて2月の中旬からミャンマー国内のデモ運動がさかんになりました。


しかし、だんだんデモの勢いが増すにつれ、国軍が威嚇射撃をするように。そして、威嚇射撃ではなくデモ隊に向けて直接発砲しはじめ、けが人や死人が出る事態となりました。デモはいっそう過熱するもののも、次々と発砲が行われたために、さすがに危険を察知し、3月中旬以降は「サイレントデモ」というカタチで、道路にオブジェを置いたりポスターを貼るなどして、「承服してないよ」というメッセージを出すようになったそうです。

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そして明日の3月27日土曜日はミャンマーの祝日「国軍の日」とのこと。ミャンマーの人々は、この日に国軍がどう動くのか? そして大規模なデモが行われるのか?と固唾を呑んで戦況を見守っているとのことです(明日以降ではなく、今日ならZoom話せる、というのはこういう背景があったからだそうです)。

Tさんは、私たちの質問すべてに丁寧に応えてくださいました。学校はコロナの影響でもともと閉校していたこと、スーパーなどを国軍の末端が襲撃・強奪することもあって、店主が怖がって店を開かないこと、物価が向上し、食品の流通も滞り、貧困層が影響を受けていること、など、リアルな話を伺えました。1回目の板書はこちら。

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私たちにできることは何か?

一通り、現状を伺ったところで「私たち日本人にできることは何ですか?」と聞いたところ、以下のようなヒントをくれました。

1,ミャンマーの現状を知ろう

国軍が強いた情報統制、メディア統制のせいでミャンマーの現状が世界に配信されにくくなっている(国営メディア以外は報道してはいけない、Facebookの利用禁止、モバイルデータ通信の禁止など)。国外の人に忘れ去れると、ミャンマー人だけではどうにもできない状況になるので、日本にいる我々が意識して、ミャンマーからの情報をゲットしつづけ、現状を知ってほしいとのこと。

Facebookだと

ミャンマーの今を伝える会というのが立ち上がっているようです。

また、「南洋通信社」
https://www.facebook.com/mingalar2020/

「ミャンマーより、つれづれなるままに」
https://www.facebook.com/JapaneseDiaryFromMyanmar/

もオススメとのこと

Youtubeだとこの動画なども現状把握に役立つでしょう

2,軍系企業へのボイコット運動も

ミャンマーの軍の資金源はミャンマービールをはじめとする軍系企業の売り上げだそうです。ミャンマー国内でも軍系企業の商品のボイコット運動が起きているようです。ちなみにミャンマービールと提携しているキリンビールも不買運動の対象となっています。キリンビールはクーデターの4日後(不買運動が始まる前)に、提携解消の方針を発表しています。

3,署名運動に協力を

ミャンマーの人々を軍事政権から守るための署名などに協力をするのも1つの手です。これは日本の大学生たちがしかけたもののようです。


4,自分のSNSでミャンマーのことを注目しているよ!というメッセージを出そう

ミャンマー国内で起きていることを、世界中の人たちが注目しているよ、という世論は、とても重用です。みなさんが、それぞれのSNSなどでミャンマーに関する記事を紹介したり、意見を表明するのは大切なサポートになるようです。僕がこのnoteの表紙で使わせてもらったのはミャンマー人のデザイナーさんたちがつくった活動のためのポスター集です。これのどれかをプリントアウトして、自分のSNSで、自撮り写真をアップして #myanmar #サクラエール  などのハッシュタグを付けて出す、というのもありかと思います。カッコイイポスターがいっぱいあります。

https://www.yangon.design/posters

5,現地にカンパを!

加えて、現地へのカンパ・協力もできるでしょう。海外からミャンマーへ直接送金をするのは国軍に情報をキャッチされやすいので、ちょっと工夫がいるようです。今回はミャンマー在住のTさんに青木からAmazonギフト券をお送りすることで、現地の平和活動団体や孤児院への差し入れにあてて頂くことにいたしました。

引き続き、現地へのカンパを募集しています!ご一緒いただける方はmarky@aokiworks.net までAmazonギフト券をお送り下さい。小額でも高額でもけっこうです。ご自身の出せる金額でOKで実際に500円から10000円まで幅のあるご寄付を頂いています。Amazonギフト券でカンパをお送りいただけた方に限定公開で、今回Tさんがお話し下さっているZOOMの録画URLをお送りできます。Tさんのお話しは分かりやすく、熱がこもっていて、現地の状況がひたひたと、伝わってくるものでした。ご希望の方は、「アーカイブ希望」と明記の上、ギフト券をお送りください。送り方は、以下を参考にどうぞ。



ミャンマーで起きていることは、遠い国のできごとのようですが、どの国ででも起こりうること。軍や一部のチカラのある人が国をとっとり、他者の自由や命を奪うなんてことを、この地球上からなくすためにも、今、できることを。

※2021年3月27日配信の「会議が上手になるラジオ」でも「戦争や暴力やクーデターは、話し合いがうまくいかなくなった後におきる」というテーマでお話しさせていただきました。合わせてお聞きください。


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※2021年4月14日の10時から90分「いまミャンマーのためにできること ミャンマー在住6年目のTさんとZoomで話そう」パート2も開催いたしました。小学生から大人まで、10名ちかい方がご参加くださりましたたくさん質問も出て「ミャンマーで、いま起きていることがよくわかりました!」という声がたくさん聞かれました。

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ご寄付いただいた方、アーカイブを見て下さった方はもっとたくさんいます。いまもまだ継続して寄付を募集しておりますので、よろしければご協力ください。

この会の終わりにTさんから、私たちができることは、この4つというお話しがありました。このどれも、頷けるものでした。

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2回目の板書はこちら。字が下手くそで、すみません! というか字だけじゃなくて、3本指の絵も下手ですが(汗)

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詳しくは、ご寄付のうえ、動画アーカイブを見て頂けるとうれしいです!

いまこそミャンマーの方たちと心を合わせて行動したいと思える時間でした。最後まで読んでくださって、ありがとうございます。シェアしてくださると、うれしいです。

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青木マーキー
ファシリテーター。2003年、青木将幸ファシリテーター事務所を設立。家族会議から国際会議まであらゆる話し合いの進行役をつとめる。コロナをきっかけに「オンライン・ファシリテーター」として出直す。淡路島在住、45才。釣り、落語、イカ好き♡ www.aokiworks.net