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ファシリテーション 一日一話

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仙台に出張するときに飛行機が遅延して、そのおかげで書き始めた「ファシリテーション」の連載です。会議ファシリテーターとして全国各地にでかけ家族会議から国際会議まで、様々な分野の話し… もっと読む
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記事一覧

かけがえのない人と /ファシリテーション一日一話

先日、亡き友人の一周忌イベントを仲間内で開催した。まだ50才という若さで亡くなった友を忍び…

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100年後の未来を見据えて  /ファシリテーション一日一話

この3日ほど、南方熊楠をテーマにした旅に出かけていた。熊野ゆかりの偉人が暮らした家を訪ね…

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どんな舟に見えますか? /ファシリテーション一日一話

あるNPOの会議進行をお引き受けした時のこと。15年かけて育ててきた組織も、そろそろ転換期。…

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会議で話が長い人には、どう対応したらいいのか? /ファシリテーション一日一話

昨日はある地域の中間支援組織からご依頼のあったファシリテーション講座の打合せ。地域活動や…

青木マーキー
2週間前
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人物を旅する /ファシリテーション一日一話 10

旅をするのが好きだ。全国各地に出かけていって会議のファシリテーションをするのが本職なのは…

青木マーキー
2週間前
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ファシリテーターは図書館にも来て頂けますか? /ファシリテーション一日一話 9

子どものころから校長室が好きだった。どこか異質なものを抱えた僕は、あまり同世代と話が合わ…

青木マーキー
2週間前
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歯を食いしばりなさい  /ファシリテーション一日一話 8

亡くなった母はとても厳しい人で、彼女に「そこに座りなさい、歯を食いしばりなさい」と言われた時は覚悟を決めたものだった。正座して相対し静かな時が流れる。じっと睨まれて、「今、なぜ怒られているかわかるか」という問答があって、ことの核心までいたったところで、バチンと平手打ちが飛んでくる。今になってみると、当時小学生の自分が何をやらかして叱られたかのかは、さっぱり覚えてないのだが、そうやって平手打ちされた記憶はよく残っている。ちなみにこれは同級生たちもよく知っていて、ここは叱るべきタ

あり方が変容するとき /ファシリテーション一日一話 7

『シリーズ学びとビーイング4 学び続ける教師のあり方とは?』という本が届いた。教師のあり…

青木マーキー
3週間前
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聴けてない /ファシリテーション一日一話 6

我が家の桜が見頃になったので、七輪で焼き鳥を楽しんだ。家族だけではもったいないと思って、…

青木マーキー
3週間前
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これが最後の仕事だ /ファシリテーション 一日一話 5

僕が社会人一年生をやっていたころに、一から仕事の基礎を教えて下さった師匠は、こんなことを…

青木マーキー
3週間前
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休憩をケチるな  /ファシリテーション一日一話 4

長時間の会議やワークショップに、休憩はつきものだ。お昼休みやトイレ休憩、おやつ休憩の時間…

青木マーキー
3週間前
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立ち姿を見せる /ファシリテーション一日一話 3

昨日、仙台に集った仲間たちと体験したアイスブレイクのなかには、じーんと感じるもの、印象に…

青木マーキー
3週間前
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アイスブレイクは本当に必要か /ファシリテーション 一日一話 その2

著作に「アイスブレイク・ベスト50」というのがあって、おかげさまでこれが10刷りを迎えた。1…

青木マーキー
3週間前
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アイスブレイクの選び方 /ファシリテーション一日一話 その1 

神戸空港についたら仙台行きの飛行機が遅れると表示があった。がーん、と一瞬思ったが「ちょうどいい、本でも書こう」と思い立った。 今年は辰年。年男の自分は48才になる。辰年は「起つ年」でもある。干支でいうところの4周回ったこのタイミングで、残りの人生、自分がやるべきことについて、思案していたところ。「過去5冊ぐらい本を書いてきたけれど、まだまだこんなもんじゃない。今の自分が書ける本を書いておこう」という気持ちになった。スカイマークの機材到着遅れのお陰である。 今回、書く本のタ