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Dear Deadman

友人の訃報があった。

バスケットボール仲間で、消防機器メーカーに勤めていた友人。

また会えると思っていた友人の訃報が知らせられたのは初めてで、しばらくスマホを見て固まっていた。

せわしなく、雑音の多い日常の時が少し止まった気がした。

自分の生き方について振り返って考えた。

アドラー心理学について書かれたベストセラー「嫌われる勇気」の続編である「幸せになる勇気」という本では、以下の通り記されていた。

われわれができることはひとつでしょう。ただひたすらすべての出会いとすべての対人関係において、「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。それだけです。

「幸せになる勇気」P.277

この「分かれる時のために頑張る」って考え方が本を読んだ当時、新鮮だった。そして今、本当の別れを経験して腑に落ちている自分がいる。

発信者として、そして経営者として、ある程度「他人にどう思われようと気にしない」姿勢、鈍感さが求められる一方、他人と深く関わったり、よく思われようと努力しなくなっている自分がいる。

命ある人間が関わるんだから、もちろん二度と会えない可能性も十分ある。
いつかは自分も生き残る側ではなく、逝く側になることを想像してみる。

会いたい人に会い、行きたい場所に行っておこう。
ブレずに生き、勇気を出して日々を積み重ねよう。

天国でまた、消防の話をしながらバスケしよう。

とりあえず天国行けるように私も、もう少し現世で頑張ってみます。

ジョギング中に歩道橋から見上げた月

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消防機器メーカーに勤めていた友人が言っていた思い出話㊙について、限定公開させて頂こうと思います。

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