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バーチャル上のたまり場、パラレルについて

はじめに

(この記事は共同代表の歳原が執筆しています)

Reactが開発・運営しているパラレルについて記載しようと思います。
パラレルは僕らが数年間の間に色々なサービスを作って潰してを繰り返す中で見つけた最高の原石です。このnoteをみてパラレルが実現したいこと、そして可能性について感じてもらえればと思っています。

パラレルって何?

パラレルは、仲の良い友達や恋人と音声通話でつながりながらゲームをしたり、雑談したり、一緒に動画を見たりできる通話SNSです。

誰もが安心してゆるく集まれる居心地の良いたまり場をオンライン上に作ることをミッションにしています。

詳細は下記に記載しているので是非読んでみてください。

https://note.com/aokijou/n/n4bbf27f088c0

なんでパラレルを作ったの?

パラレルの内容を話す前に、なぜパラレルを作ったかについて話そうかと思います。

僕自身、中学時代にパソコンを手に入れてからインターネットにどっぷりはまり込むような人間で、その中でもオンラインゲームには学生時代の多くの時間を注ぎ込んでました。

元々何かにハマるとそれに没頭する性格というのもあって、プレイしていた一部のゲームでは、ほとんどの人が僕のことを認知しているくらいには有名プレイヤーにはなっていたので、相当やり込んでいたなーと思います。

放課後は友達と遅くまで遊び、家に帰れば即ゲーム立ち上げて朝までゲームして、数時間睡眠で学校に向けて出発し、友達の家か学校で寝ることで体力を回復し、すぐに家に帰ってゲームをする...のサイクルで動いていて、休日は18時間ぶっ通しでゲームをする、みたいなやばいやつでした

ゲームでお金を稼げたら一生ゲームやってたいと本気で思っていて、当時から起業思考だったのも、お金持ちになったら一生ゲームできる!!っていうのが大きかったなと思います(笑)

なぜそこまでオンラインゲームにハマっていたかというと、ゲームそのものというよりは、ゲームで出会った友達の影響が大きくて、その人たちと冒険をしたくて仕方なかったという理由が大きかったです。

家に帰ってパソコンを立ち上げると『今から何するー?』と声をかけてくれている友達たちがいて、その人たちと見知らぬバーチャルの世界を冒険するのが本当に楽しくて。
冒険しながらゲームのことだけでなく、リアルのことも話しながら、毎日ゲームの世界を旅していました(SAOのような感じです)

脱線しますが、僕が主にやっていたゲームでは、プレイヤーは所属する国を選んで、他の国に所属してるプレイヤーと競い合うようなゲームでした。
僕たちは自国の中で圧倒的に強いチームだったということもあり、自国民を助けるために各地に移動して他国のプレイヤーと戦っているような毎日で、国を助けてるヒーローみたいな感覚に陥ってたのをすごい覚えてます(やばいやつ)

そんな彼らと何年も毎日過ごす中で、会ったこともない年齢も離れてる女性とバーチャル上で付き合ってるような状態になったり、いつもいる仲間とは本当に親友みたいな状態になっていたのを今でも覚えています。
新しいゲームがでたら彼らと一緒に渡り歩いたり、オフ会もしたり、リアルの友達と同じ、またはそれ以上に本当に仲良くやっていました

ゲームの世界はリアルの価値観とは違う価値観で動いていて、そのゲームが上手かったり強かったりすると尊敬されます。

現実だと『資本』『見た目』『学歴』などの価値観で人を見られると思いますが(人間性を除くと)、ゲームではゲームごとに違う価値観で世界は動いています。
なので、現実では全然目立たないような人でも、ゲームによってはすごい人になれるし、それによって人間関係も作られるので人気者になったりします。

そうやって別の価値観・別の人間関係がある世界に飛び込み続けると、ゲームをしているというよりは現実と並行した別世界に生きている感覚になってきますし、僕もそのような人間の一人でした。

人が複数の世界で生きているような感覚はめちゃくちゃ良い体験だとも思っていたし、それがいずれ当たり前になっていくだろうなーとは思っていたけども、オンラインゲームをするのは一部の人だけだったし、まだまだそういう体験が一般化されるのは先かな、と思っていました。

なぜ今パラレルなのか?

結局、僕はオンラインゲームを大学1年で卒業して(人生終わると思ったため)それからオンラインゲームをやらなくなりました。

それから某IT系ベンチャーに就職して起業してサービスを色々作っていく中で、僕の原体験に繋がる『パラレル』を思いつきました。

思い至った出来事の1つはスマホでできる高品質なオンラインゲームの登場です。『スマホ端末の進化』『通信環境の向上』によって、数年前からスマホでも高品質なオンラインゲームができるようになり、オンラインゲームユーザーは国内・国外問わず爆発的に伸び、オンラインゲームというものがマス化されました。

そして、2つ目にTwitterやミラティブのような人と人を繋げるコミュニティが一般的になっていることです。当時はそういうコミュニティハブは掲示板くらいしかなかったけれど、今は自分と気の合う人を見つける媒体が世の中には大量に存在しています。

それによってバーチャル上で友達を作る人が爆発的に伸びていて、僕が昔体験していたことを普通の人が当たり前にするようになってきています

今では普通の女子大生が遠く離れた会ったこともない人たちと毎晩オンラインで生活するような世界になってることに気づきました。
そして、今も新しいゲームがどんどん増えていく中でその人口はどんどん伸びています。

そういう世界になっていく中で必要になってくるものを僕は熟知していて、その世界の必要なピースとしてパラレルをリリースしました。

当時オンラインゲームをしているときはSkypeを利用していて、パソコンを立ち上げたら友達にオンラインであることが伝わり、それをきっかけに通話しながらゲームの世界を楽しんでいました。

今はもっと進化していて、DiscordやSteamがskypeを代替し、友達がどのゲームでオンラインかどうかがわかりそのまま快適に通話やコミュニケーションが楽しめて様々なゲームを楽しむことができています。
他のデバイス(Playstation Network)も当たり前にこれが実現できていて、さらにはゲームで出会った人ともシームレスに繋がることができています。

僕たちはこのようなバーチャルの友達を持つ人たちがより繋がり続けられる空間をスマホ上でも作ろうと思い、パラレルをリリースしました。

スマホ上で、友達が今オンラインで何をしているかがわかり、快適にコミュニケーションができて、色々なゲームを遊べるような、ゲームを通して人を繋ぐコミュニティのHUBになるものがバーチャルの友達と繋がり続けていく上で必ず必要になると思ったからです。

パラレルの強みってなに?

パラレルは3つの軸を中心に機能を拡充させています。

1つは『繋がりやすくする空間作り』です。
パラレルに入ると友達がオンラインであるか/ゲーム中であるか、がわかるようになっていて、もしゲーム中であればすぐに通話で繋がれるような仕組みが作られています。

2つ目に『コミュニケーション手段である音声通話』です。
スマホでオンラインゲームをしながらチャットすることは難しいので基本的にはみんな通話しながらゲームをしています。パラレルはゲームしながら通話することを前提に設計されていて、他社アプリで問題になっている『通話が優先されてゲーム音が聞こえなくなる』『重すぎてゲームにならない』といった問題がなく、ゲームしながら通話するのに最適な音声システムになっています。

3つ目に『一緒に遊べるエンタメを拡充させる』ことです
現在、パラレルの主な使い方は荒野行動・PUBGのような高品質オンラインゲームですが、そういったゲーム以外のゲームを簡単にできるようにしたり、ゲームではない一緒に消費できるエンタメコンテンツを今後増やしていこうと思っています。
(具体的には言えないですが色々仕込んでいます)

今後パラレルが実現したいこと

パラレルは『バーチャル上の友達とのたまり場』になろうと思っています。

今のパラレルのメインユースも、
①家に帰ったらパラレルに接続する(たまり場に入る)
②PUSH通知をきっかけに友達が入ってくる
③ゲームをしたり雑談したりしながらバーチャルの世界を楽しむ
という感じになっていて、僕らが実現したいバーチャルのたまり場になっています。家に帰ったら接続するバーチャル上のたまり場の立ち位置です。

通話すると1人当たり平均180分通話するなど異常な滞在時間になっているので、それは単純にゲームをするためというだけでなく、バーチャルのたまり場として成立しているからだと思います。

僕らはこの『バーチャル上のたまり場』という世界観をどんどん加速させていきたいし、リアルで会えなくてもバーチャル上でリアルで遊んでいるような体験をバーチャルに持ってこれると思っていて、それを実現していきます。

一緒にパラレルを作る仲間募集してます

Reactではパラレルを運営していく仲間を探しています。
ユーザーも想像よりもどんどん早く増えているため、サーバー負荷も追いつかないような状況です。
(サーバー負荷対策が追いつかず、5分程サービスダウンしてしまったら、数百件以上のtweet, お問い合わせがくるような状態です。現状は回復してます!)

この世界観を実現するための仲間を探しています。詳細は下記のリンクに載っていますが、少しでも興味があればご連絡ください!!

執筆した歳原:https://twitter.com/react_taiki

https://note.com/aokijou/n/n62fcd4847660

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