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コキアの丘に立つものは!

いばらき推し、ラジオドラマはついに第三弾です。モチーフは秋のコキア!
いまやひたち海浜公園のコキアの丘、秋の紅葉は大人気です。紅葉見頃の期間には朝早くから駐車場が満杯になる大盛況!他県ナンバー車もズラリと並びます。コキア抜きでは「ひたち海浜公園」は語れない。
じゃ、どう使う? 考えてみました。ここで何が起きたら面白いかな、と。

もともと、今回のいばらき推しのラジオドラマには茨城弁をご紹介したい!と密かに思っていた。ある朗読グループの会で茨城弁の寸劇を見たのがきっかけだった。「茨城弁ドラマ、ラジオドラマでやってみたい!」パッと閃いた。が、大きな壁が立ちはだかる。私には茨城弁のシナリオは書けない…。しかし、その言葉の持つ力強さ、諦めるには惜しいしなぁ。そんなことをフツフツと目論んでいたおばさんの前に最強の人材が現れたのです。
「真冬のチューリップ」のキャストの長谷川さんは北茨城のご出身で茨城弁がペラペラ!彼女に翻訳とネイティブ・スピーカーの役者さんのキャスティングをお願いし、二つ返事で引き受けていただいたその瞬間から、茨城弁ドラマははじまりました。
私にはふるさとがありませんが、東北や茨城、福岡など各地に居住してきてそれぞれの地方の言葉のなかで生活する機会がありました。土地の言葉には生活の温かみ、地域ならではの空気感があります。これらはことばの表現においてとても味わいが深いもので、物語のアクセントになるものだなぁ、と感じるようになりました。
都会は「ダイバーシティ」化なんだそうです。たしかに多様なものを認め、呑み込めるキャパの大きさとか、ダイナミックな可能性を感じます。その多様性を内包しうるパワーは、大きなクマさんみたいな優しい包容力と、テーマパークなみのワクワク感をあたえてくれます。でも、都会の生活にはどこかで鈍麻させた寛容さをもとめられ、知らぬ間に自分の色が薄~くなっていく、そんな部分があったように思えます。
一方、方言母語者ではない私が耳にした、土地独特のことばでの生活って、ダイレクトな感情と個性に溢れていて、まるで裏アカウントを知るもの同士でのコミュニケーション、そんな秘密の楽しみを共有できる感じ、独特な自由さが感じられました。そして、そこにはわたしの入れない世界が広がっている……(実際は違うのかもしれませんが…)
土地独特の言葉への想いを込めて、方言バイリンガルの皆さまへの羨ましさを感じつつ、茨城弁の魔女たちが活躍する楽しい「フライング・コキア」のお話を考えました。
若い世代の皆さんにも楽しんでもらえるようアニメっぽい演出もいれ、多才かつ多彩なキャストの声の演技!とても楽しいお話に出来上がった、と思っています。あらためて、チーム・フライングコキアの皆様、そして!
きれいな標準語ナレーションを読んで下さった青柳直子さん(「真冬のチューリップ」にご出演です)に感謝です!

チーム フライング・コキアがリアルな茨城の魔女を召喚!
(敬称略にて失礼します)

さて、この茨城の暗闇(?)を描いた問題作!
ハロウィン直前、2024年10月26日 午前0時
YouTube「青木ドナ ラジオドラマの部屋」にて公開します。
茨城弁ドラマ、是非!楽しんでください!
https://www.youtube.com/@%E9%9D%92%E6%9C%A8%E3%83%89%E3%83%8A

チーム・フライングコキア!
誰が、どのキャストか想像してみてくださいね


モフモフなあだしら、でーす!

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