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うあーフェスvol.2 レポート②

加賀谷 葵 × Kazu
エレベーターホールで行うジャグリングボールでの遊び(ダンス)

観る位置により、だいぶ印象が変わるパフォーマンスだったかも知れない。私は1番後ろで見ていて、小さなエレベーターホールがフレーム(枠・画面)として見えた。

2人が使用していたジャグリングボールはしっとりと重く、空中に滞在の余韻を残すような落ち方をする(ように見える?)

それを追う2人の腕や身体の動きには自ずとエレガントな余韻が生まれ、ジャグリングを見ていたはずなのに、気がつくと優雅なコンタクトインプロヴィゼーションを見ているようで、演目はなんだったっけ、何を見てるんだった?と確認したいような、すっかり騙されてしまって嬉しいような気持ちになる。

ひとつ、せっかく揃いだった衣装だが、特に加賀谷 葵の衣装が、普段着的だが揺れる装飾があることにより見る側の視線を邪魔するように思えた。よりシンプルであって欲しいというか。
この辺も何度も試して、納得の行くスタイルを見つけて欲しいと思う。

記録|伊藤幹子  写真|秋山卓人・伊藤幹子

うあーフェスvol.2
2024年2月4日(日)
秋田市文化創造館 スタジオA3

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