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差別が起こる本当の理由〜差別は本当に悪なのか〜

結論から述べると、差別が起こる理由はただ一つ。
「無知」です。

人は未知のものに対して恐怖を抱きます。
けれど恐怖している自分を認めることは、それ自体が恐怖であり
羞恥心をともなう重大な汚点になりえます。
ですから人は未知のものに対して理由をこじつけ、作ったレッテルを「理由」として忌避することで自らの自尊心を守るのです。
この行為を「差別」と、人は呼びます。

これ自体は残念ながら必然であり「差別はよくない」と声高に道徳を説いたところでその差別心は一朝一夕では拭えません。
私は差別したことも、されたこともあります
もちろん現在進行で。
世間で言われていることを信じて「これはよくない」と私が断じたものが仮に誤りの情報だとすれば、それはのちに差別だと目されるでしょう。

よってこの記事で差別自体が良いとも悪いとも申し上げることは控えます。

代わりに、差別となり得る物事を羅列します。
もしかしたら私やあなたが、知らず知らずのうちに差別しているかもしれない項目です。
何かの折に思い出していただき、学びを得て正確な知識を得られることを願いながら記述するものです。

差別になる可能性のある事柄①

・年収(裕福or貧乏)
・家族構成(片親/親無し/兄弟有無/核家族か大家族か)
・学歴(最終学歴格差/塾経験/習い事有無など)
・職歴(公務員/銀行/アルバイト/主婦…)
・結婚(未婚/既婚/バツ有無)
・妊婦関係(兄弟数/出産方法/つわり有無/流産・死産経験…)
・子育て(教育/健康/ママ友関係/保活)
・夫婦(子育て協力/家事分担)
・実家(実家との関係/距離/子育て協力/介護など)
・住居(賃貸/持ち家/戸建て/マンション/二世帯/団地…)


家庭周りの事柄をまとめました。
私の専門(?)で行きますと、例えば年収が低いとそれだけで差別の対象にはなりえます。
特に我が実家のように生活保護受給世帯は皆様の税金で生活しているわけですので当然差別のまなざしが向けられます。
しかしその貧乏が不幸せであるかというと、本人たち…特に子供たちにその自覚は無かったりします。理由は貧乏の自覚が無いからです。
貧乏に気づくのは必ずきっかけが必要となります。

https://note.com/aoki_kimiko888/n/n9b4e7255679d

また、収入が高い人はみな幸せなのでしょうか。
ついつい収入が低いとヒガミも込めて「富裕層はいいよな」と思いがちですが、例えば収入が高い人はその収入の高いコミュニティに属しています。
その人たちの生活の質を維持するための努力が、私たちに想像できているかは不明です。
ごみ捨てに化粧して出かける、公立小学校に行くのは恥…そういった世界があると都市伝説レベルで承知してはいますが、実際の苦労は計り知れません。
たとえば私たちが電気・ガス・水道が止まって辛い思いをしているのを理解できないように、私たちもまた彼らを理解することはできないのです。

https://note.com/aoki_kimiko888/n/n41fa687a04a0

大切なのはこの「理解できない」ということを知ること。
よくTwitterでみかけるキャンプファイヤー話題の育児・家事論争なんてその最たるもの。
自分が一番つらいという気持ちを持っていて、自分より楽そうなのに大変だと愚痴るアカウントが憎らしくて妬ましくて歯がゆい。
気持ちはわからんでもないですが、不毛です

だいたいSNSなんて架空のものでほんの一部を表現するツールなのですから、気に入らない人はそっとリムりましょう。
でもきっと、育児って想像以上に大変で、みんなギリギリで頑張っているんだと思うんです。

差別になる可能性のある事柄②


・病気(うつる・うつらない)
・障害者(優遇されている/蔑まれている)
・犯罪者(断罪すべき/救済されるべき)
・被害者(救済されるべき/社会貢献すべき)
・性犯罪(合意の有無/被害者保護/加害者更生可否)
・ハラスメント(加害者意識/被害者意識その理由)
・国籍
・出身地
・ジェンダー
・・・・

さすがに濃い内容になってきました。
例えば今話題の新型コロナウイルスがなぜ話題になったり恐怖の的とされているかというと、単純に未知のウィルスという部分が大きいと思います。
実際の死者数などは季節ごとに流行するインフルエンザの方が格段に多いとのデータはあるものの、治療法が確立されておらず対処が不明瞭で異様に恐れている部分はあると思います。
例えば外国からの旅行者を見ると「コロナ大丈夫かな…」と思ってしまう私はもう十分差別意識を持っていることになります。
しかし今後分析が進み治療法やワクチンが流通するようになればこの状況もおさまるでしょう。
このように知らない、わからないということは=差別を誘発するものです。
私たちはうわさや伝聞、テレビ新聞などの報道だけによらず、自分の知識や見識を広める努力を行うことで、自分のもつ差別意識を認識し、補うことができると私は思います。

極端に守ることがもたらす差別

ここからは私の極端な持論を申し上げますので、ご気分を悪くされる方もいると思います。
なるべくスルーしていただくか、極論が苦手な方はブラウザを閉じることをおススメいたします。
主に、性犯罪・障害・国籍・政治などの話題に触れますので苦手な方はお読みにならない方がいいと思います。
















私は精神障害者が起こした犯罪を通常の法律で裁くべきだと思っています。
精神障害のある方と一口に言っても沢山の病状や状態の方がいらっしゃいます。
障害のある人が必ず犯罪を犯すわけではありません。
しかし、現状、精神障害者が起こした…特に性犯罪などはとても立件が難しく「責任能力無し」とみなされて不起訴になる場合も多いと聞きます。
罪を犯したら法の下に平等に罪を償い、その後の更生プログラムを拡充させることが、犯罪自体の減少に最も効果があると考えます。
※私がなぜこの話題に興味をもっているか、理由については諸般の事情によりコメントを差し控えさせていただきます※

法律の知識が多くない私なので、純粋に世間話レベルの妄想です。
ここで弁解しておくと、私の家族にも障害者手帳を持った人がいます。
なので、障害者=犯罪者予備軍という考えは一切持ち合わせていなのであしからずご了承ください。

たとえば某国の国籍者を日本の通名で呼称する制度も同様です。
本来の国籍や名前を隠して生活をしているために「あの人もしかして某国の人じゃない?」という差別につながっていると思います。
差別を恐れる気持ちは理解できますが、日本で生きるのであれば自信をもって本来の名前を名乗ってほしいし、何より他国の人とは違う特別な対応に結果としてなっているので、そこにゆがみが出ているのが現状だと思います。
個人が改善できる問題ではないのですが、某国の人が罵ったり・罵られたりする回数が減ったらいいな、そのきっかけがあるといいなと思っています。

あと、政治家が私腹を肥やしているという偏見もあると思います。
そういう人もいるでしょうが、そうでない人もいるんじゃないのかな。

男女差別もそうですが、そもそも私は女性と男性の体の機能の違いに注目します。
女性は生理周期で体調の波が大きく、それは個人差がかなり大きいです。
一方日本の雇用システムは成果報酬というより勤務時間で管理されています。
これは私のことですが、年を取るにつれて8時間労働がかなりしんどいです。
男性のみなさんも同じだと思いますが、生理も年々ひどくなるしバリキャリの限界を感じています。
そういう違いを考慮せずに「男女雇用機会均等」として一律に扱うことは到底無理だと思います。
どう変革するべきかの意見は残念ながら持ち合わせていません。
しかし男女性差別を無くすためには幼少期にしっかり性教育を施し、男性と女性の体の機能の違いを正しく知識として身に着けさせ、そのうえで自らの働き方を選択できる社会に導くことが必要だと考えます。

恐れる気持ちに蓋をしてはならない

人生いろいろあるし怖いしわかんないし無理やり理解できないものと接触する必要はないと思います。
ただそういった未知の存在と接触する機会がいつあるともわからないので、正しい知識を得ることは無駄にはならないと思います。
なにが本当か情報渦巻く人生で、自分の考え方や知見と違うものをみつけたときにちょっと立ち止まって後悔のない選択ができればりそうだな。

そう自戒をこめてこの記事を締めくくらせていただきます。

ちょっとかたくてつまんない文章、ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。
もっとおもしろい話題を提供できますように…精進いたします。

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