碧木新令和恋愛詩 『恋街雨』
『恋街雨』
キミと会える日は
朝から本降りの雨ならいいのに
大きな公園に行く途中
人に見られにくい雨の中
キミと『雨だから』って
理由をつけて二人きりになれる
二人で汗ばんでも『雨だから』
キミが涙を流したら
『雨だから』って言ってもらえる
『雨だから』二人っきりの時間を
本当の二人っきりで過ごせる
肩を濡らして
キミを放さずにいられたら
雨よ降れ
キミとボクのこの街に
Copyright 2023(C)Kazuya Aoki(碧木和弥)
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