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台湾から日本帰国 その1台湾松山空港から羽田空港まで

台北市内自宅から台北松山空港へ。そして羽田空港までの記録。

台湾から日本に帰国する。長期間家をあけることになるので何をどうするか、慎重に検討する。電気、特に冷蔵庫、植物、水道、太陽光調整のためのブラインド、通風、特に換気扇は回しておく、防犯カメラ位置の設定、警備員への連絡、各種支払チェック。そして日本に持って帰るものを一覧表にしておく。

そして日本入国に必要なアプリをスマホにいれる。これは事前に入れたほうが良い。入れるのは「GoogleMap」「MySOS」「新型コロナウ」というふざけた名前のアプリだ。入れるスマホは慎重に考えたほうが良い。

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iPhone、Androidのどちらでも良いが、日本のSIMカードが入るもの。隔離時には基本Wifi接続が前提となる。私はiPhone、Androidの二台持ちだが、Android端末で二枚SIMカードが入る機種にインストールした。日本のSIMは前回契約した電話ができないデータIIJの格安SIMカード。隔離使用端末は、通常の電話ができなくてもOKである。データ通信ができればよいのだ。当然ながら電話ができるスマホを持っていないとダメだ。通常の人は、一台でこなすことになろう。

空港へはタクシー似て松山空港へ。通常と変わらず。チェックインカウンターでは、パスポートの他に陰性検査証明のチェックをうける。そして入国時に必要な通常の税関申告書類とコロナのための質問表(健康等)を受け取りネットで回答。

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出国はいつもどおり簡単である。通常と違うのは、出国ゲート前で永久の別れをしている人々がいること。日本人と台湾人が「お元気でいてくださいね。」「謝謝、また会う日が来ることを楽しみにしています。」等々、泣いていた。その他は、何もかわらない。居留証を持っていると自動ゲートを通れるが、出国スタンプを押してもらうため有人ゲートを通る。なにげに大事なことだ。ラウンジに入ると飲食サービスは停止していて、ケーキの箱に似たものが渡された。中には、パイナップルケーキ。ジュースなど軽いものが入っていた。

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機内に入るとビジネスクラスのみ満席! エコノミークラスには一人しか乗っていないのだ。驚いた。CAさんも不思議がっていたので、現在のチケット予約の仕組みを教えてあげた。しかしわからないのが、なぜエコノミークラスにニ人だけ一般客が乗っているかということ。CAさんと相談の結果、CAさんから乗客に直接聞いてもらうことにした。結果は「昨年予約したチケットである」ということ。なるほどと納得した。食事は、パッケージになったものの提供。酒は、ビジネスなのでシャンパンもあったが、降りてから唾液PCR検査があるのでほどほどにした。食事飲酒以外は、マスク着用であった。

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空港に到着すると、空港検疫係員が入ってくるまで機内に待機。といっても通常の降機と時間的にもかわることはない。このあとは、言われたまま、すべてオートメーションで処理を粛々と行っていく。まずは必要書類が揃っているかのチェック。ここにいるのは日本語ができる東南アジア人。次に必要なアプリが入っているかのチェック。入っていない場合は、ここでインストールすることになる。健康等質問表内容に問題がないかチェック。隔離時の場所の登録、行動制限、帰宅時の公共交通機関利用禁止について説明をうけ署名。質問があれば、徹底的に聞いておいたほうが良い。そして指定されたプースに行きPCR検査。移動し結果を待つ。30分ほどで自分の番号が呼ばれ陰性であれば、陰性の書類をもらい入国ブースへ向かう。この際、都内行きの無料バスがあるので時刻表と搭乗したいことを伝えること。

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そして入国ブースはいつもどおり。今はパスポートの自動読み取りで簡単である。ここで絶対に忘れてならないことは、入国スタンプを押してもらうこと。入国してスタンプがないと一切、免税処理ができない。絶対に忘れてはならないポイントである。大型荷物の受け取り。きれいに並んでおいてあった。税関もいつもどおり。犬がいた。何をチェックしているかと聞いたら麻薬ではなくフルーツ・植物のチェックということだった。そして晴れて日本入国。外の入国出口には、オリンピック関係者がごろごろとしていた。

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出てみると誰も何もチェックする人がいない。完全な自由である。個人の良心に任されることになる。

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わたしは北海道にまっすぐ行きたいが、公共交通機関では行くことが不可能である。プライベートジェットか漁船でも貸し切るしかない。よって都内で二週間の隔離をする。そのために大型スーツケースを北海道に送った。到着宅配である。台湾でVISAカードを1元でも利用した記録票があれば全国一律500円で送れるのだ。私は50元のパン一個を買ったレシートを見せ送ってもらった。これは利用すべきサービスだ。

そして社員に迎えに来てもらい自宅へ。ここからのオプションは、いろいろあるが、タクシーは高い。最も安い方法は、都内までの無料隔離バスで品川駅あたりまで行き、誰かに迎えに来てもらうことだろう。

しつこいようだが、誰もチェックする人はいない。完全に良心に基づいた行動である。一応、GoogleMapにて、行動トラッキングを記録する設定にさせられる。

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