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同一人物のドッペルゲンガーを3度見てます。

不可視の間守くん _008

17才の夏休みまでは、幽霊見えるようになりたーいとか思ってた。

しかし、思い出したかのように、その17才の夏休みに入った途端
金縛りが連発するようになってしまった。

自分の実家は、家相目線から見ても多分ヤバイ。

袋小路なうえに平屋、そして3方向戸建てに包囲され
さらに無駄な増改築をやっている。

気の流れの悪さを、そっち方面は全くの無学習の自分さえ感じることができるような状態だった。

そして何より、土地そのものが地域そのものが何か気持ちが悪い。

普通生まれ育った土地は、カエリタイとか懐かしいとかいう感情が湧いて
帰巣本能が芽生えそうなもんですが。

あそこ戻ったら地獄や!としか思えないのだ。

本題です。

一人暮らしを始め、交代勤務を始めたころ、しばらくしてパートナーが
できた。

幽霊否定派で、金縛りにあって、坊さんのお経が聞こえる現象に襲われても
睡眠障害!と言う。

そんなこんなで、狭いワンルームでパートナーと寝入っていると
金縛りになった。

いつもより、意識が鮮明だった。

しばらくすると、玄関から隣で寝てるはずのパートナーがカギを開けて
入ってきた..

えっ..隣に、隣に寝てるのに。

玄関のパートナーは、電気も付けず冷蔵庫に野菜を買ったから
入れておく、としゃべった。

冷蔵庫の中の明かりだけが、もう一人のパートナーの顎部分を
照らしていた。

顎しか見えない、だが、パートナーのそれだと認識できた。

パートナーの顎は、ちょっとだけケツ顎だ。

隣で寝てるパートナーを何度も確認し、冷蔵庫の前にいるもう一人が
偽物だと確信し、金縛り中だったはずなのに上体を起こし、
か、か、帰れ、出てけ!と言った。

そうすると、偽物は、失礼なことを言われた時のパートナーの反応と
そっくりな反応をして、玄関から出て行ったんです。

ここで、記事書いてて気づいた。

金縛りになってから、体がある程度動かせたことに。

後で気づいたけど、金縛りと軽めの幽体離脱がセットになってる時が
あるらしい..

そして、二回目。

例のパートナーと、距離を置いていた時のこと。

夜、寝ていたら、金縛り。

しばらくすると、スーッとパートナーが部屋に入ってきた。

おいおい、鍵も返してもらったはずなのに、どうやって入った?とか
思っていると。

うなだれた状態で、部屋の奥まで進むと、うちの部屋に置きっぱなしの自分の私物の前まで来て立ちすくんでいる。

この時、印象的だったのは、侵入してきたパートナーの全身が
暗く青光りしていたこと。

パートナーとの距離置きが解消された後、この事を話すと
以外にも否定はせず、置きっぱなしの私物どうしようとか思ってはいた、と
言っていた。

そして、三度目。

自分は不眠症で交代勤務を辞め、開店休業のような状態で生活していた。

昼間、ソファで寝ていたら金縛り。

すると、ソファの真横のガラスドア越しに、会社の制服姿のパートナーが
立っていて、ドアのガラス部分にコツっと手をあててた。

金縛りから解放され、ああ、久々に見たわーと思った。

この3度の現象は、個人的にはドッペルゲンガーと呼んでいるが
思念体の方が正解なのかも。

それとも、ドッペルゲンガー=思念体と捉えていいのだろうか?

この体験のおかげで、自作の漫画『不可視の間守くん』が生まれたので
感謝してます。

この作品のモデルになったパートナーは、この作品の間守くんのように
恥ずかしい恰好をしていませんがw

不可視の間守くん https://amzn.to/3paNAFB




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