見出し画像

本屋という名の悦び

私にとって本というのは、炭水化物と同じくらい基本的な栄養だ。
日々摂るのが当たり前で、しばらく摂らないでいるとエネルギーが湧かず虚脱感におそわれ、思考も痩せ細っていくような。
だから、「本を読まない」という人に出くわすと、「米も小麦も食べない」と言われたくらいびっくりする。俯瞰すると現在は自分の方が少数派に属していることもわかるので、驚きは表出させないようにしているのだが、やっぱりいちいちびっくりする。
「え、ご飯食べへんの?力出ぇへんやん」みたいな感じで。

ここから先は

1,844字 / 1画像
すべて未発表、noteのみのエッセイです。

シェアハウスでゆるく共同生活をしながら、人生のあれこれについて小声でお話しするようなマガジンです。 個人的なこと、「これはシェアしたほうが…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?