日本のお母さん
あっという間の1週間。
何してたのだっけとカレンダーを見返す。
仕事の説明会に参加し、説明会かと思ったら選考も含まれてて、英語の口頭テストとかもあってテンパったり、
上司と久しぶりにたわいもない話ができて、なんだか和んだり、
子どもを実家に預けてひたすら荷詰めに邁進したり、その間に久々に夫と2人で夜飲みに行って、夫婦2人の生活というものを思い出したり、
またまたメルカリで色々出品したり、
逆に、中古で買ったものの状態が悪くて返品を問い合わせたり、
PTAでは、かっこよくて憧れてるお母さんが弱さを垣間みせる姿にますます魅力を感じたり、
最後の保護者会で、お母さん達みんなが卒園までを振り返って車座で泣いたり、
帰国した妹を撮影したり、お茶したり、
さらに別の求人に応募したりと、
やる事も感情の波も盛り沢山な1週間だった。
振り返って思ったのは、やっぱりやることがたくさんあったり、刺激がたくさんあるのは、単純に楽しいなという事。
しばらく家事育児中心で、ほぼフルリモートで引きこもってるので、人に会ったり、少し新しいことするだけで、ものすごく新鮮。
娑婆の空気!!という感じ。
仕事関連も色々あったけど、一番印象に残ったのは、やっぱり保護者会かな。
車座で20人近くで話す中で、1人が涙ぐむと、みんながハンカチを取り出して、みんな涙ぐむ。そんな集まり、体験したことないかもしれないかもしれない。特に大人になってから。
子どもが生まれてから、卒園を迎えるまでの6年ちょっとの不安や苦労や楽しかったことなどが、それぞれのお母さんたちの中で走馬灯のように駆け巡り、一人が思い出を語るとそれがたちまちみんなに伝播して、それぞれの中で思い出が喚起される、その空間の熱量が本当に凄まじかった。
日本のお母さんたちが、いかに孤独に、不安を抱えながら、自信もなく、それでも一生懸命、毎日を駆け抜けてここまで過ごしてきたかがまざまざと伝わり、愛しさと切なさと心強さと!と言いたくなるくらい、さまざまな感情が駆け巡った。この日この場にいられて幸せだなぁと、思った一日だった。
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