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新学期と変化

夏休み最終日。唐突にスタジオでバンド練習をした。
といっても私は演奏せずに、聴きながら呑気に歌ってただけだけど。

我が家のコミュ力の塊?の夫が、学童で仲良くなったお父さんに、「バンドやることになって(?)今度スタジオで練習するんですが来ませんか?」と誘われたらしい。

夫と娘だけ行く予定だったけれど、娘が出がけにパニックになった為急遽同伴する事に。
ハプニングで行ったけど楽しかった。

来たのは我が家も含めて4世帯。
黙ってると強面のパパさん。
藤井風ですかというくらいに、何の曲でも譜面無しでバリバリ楽しげに弾く。
なんならギターまで弾き出すし、歌もお上手。話すとめちゃ笑顔のギャップが素敵。
可愛らしいママさんがも、隣でギター片手に弾き語る。

別のパパさんもギターとベースの両刀使い。
ジャズ研出身者で何でも即弾ける感じ。

も一人のパパさんもドラム叩きながらバンプ歌い出すし。

なんというか、皆とにかくうまい。

バンド云々以前に、我が家は他の家族とほぼ初対面に近いのだけれど、
あのちゃん、椎名林檎、バンプ、バックトゥーザフューチャー、ジブリ、ちいかわ、プリンバンバン、ポケモン、井上陽水、加藤登紀子、校歌などなど、何やろっかと言いながらあれこれやって楽しかった。

我が家は直前の娘のパニックにより大遅刻で参加。

娘は前半、狭いスタジオで爆音の生音の中、不機嫌な地蔵のように固まってたのでどうしたもんかなと思ってたけれど、
最後にはマイクを握りしめ、ちいかわを一人大声で熱唱し、皆にすごいね〜とチヤホヤされていた。
色々気を揉んだが結果オーライ。よかった、、


そうして迎えた翌日、新学期初日。

娘は前日から、夏休みが終わっちゃう〜!!!とウダウダしてたが、
始業式の日は午前授業で短いし、話聞くくらいだよと言うと、それなら朝から行こうかな〜と言う。

ほんとに行けるのかなぁ、まぁどっちでもいいけど、なるようになるだろうと寝るも、私の方が緊張してきて、遠足前夜の子どものように寝付けない。
夜中に目が醒めてしまい、仕方ないので服薬してなんとか就寝。

朝、6時に起床する娘。
リビングでYouTubeを見始める。
つられてなんとか6時半前頃に起きて準備。
結果、娘は登校できた。

登校中に仲良しのお友達に会い、学校着いたら昨日スタジオで会った子も声をかけてくれた。

いつも嫌がる体育館への移動もスムーズ。
始業式をなんなく終える。
教室でも一度もパニックにならず、休み時間もたまに来るものの、ほとんど一人で友達と過ごせていた。

4時間目も終わりが見えてきた頃に手招きしてくるので、なんか困った事があったのかと思ったら、もう終わるからママ先帰っていていいよと。

という事で娘より30分ほど早く帰宅した。

今日は授業という授業もなかったので気楽だったらしく、明日以降はやはり不安だそうなので不登校アゲインの可能性は全く拭えないのだけれど、それでも単純にすごいな〜と。

なんというか、学校という環境、システム、友達、などに慣れてきたのを感じた。

それは娘だけでなく、他の子達も、保育園幼稚園した感じが薄まり、皆で黙々とドリルに取り組んでる姿を見ていると、その良し悪しはさておき、1学期を乗り越えた経験値みたいなものを感じた。

夏休み入る頃に遊んだ子ども園時代のママさんが、私が休職に入る時に、「深く考えずに。一ヶ月後はまたこの子達変わると思います。」とメッセージをくれたけれど、本当にそうだなぁと、時の流れ、経験値の積み重ね、子どもたちの日々のめきめきとした成長を感じた。

子どもだけでなく、自分自身の状況や心境も、時の流れと体験で刻々と変わっていく。

これからまた色々あるだろうけれど、変化を楽しんでいきたいな〜という新学期だった。

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