ゼロからのスタート

親はいつから親になるのだろう。
命はどこから来るのだろう。
親とはどのような存在なのか、
子供とはどのような存在なのか。
親とはどうあるべきなのか、
子とはどうあるべきなのか。
親としてどう在りたいのか、
混沌とした世界でおやこのみちを考える親子道を提唱しています。

はじめましての方もふたたびの方も
お立ち寄りいただきありがとうございます♪

前回、100点のお話を書きました。日を置いて読み返してみて、改めて思うこと。
100点取れると…そう。やっぱり嬉しい♪

私も何かテストを受けるときは100点目指して力が入ります。結果、100点取れると自信を持てて、点数が低いと「あ~駄目だ~」って情けない思いと言葉を自身にかけてしまいます。意識しないと、我が子にも同じ様に「何でこれ間違っちゃったの〜?」「〇〇しておけばよかったね~」とダメ出ししてしまうことさえもあります。

ですがですが、なぜか他の人には違います。
「ドンマイ!」「気持ち切り替えて次に行こう」「そういうときもあるよ」「ショックだよね…」
励ましや共感、ねぎらいの言葉を探して声がけをしています。
それは無意識に自然に…。

どうして、自分やわが子にはそうできないのであろうか…本当は自分やわが子にこそそうあるべきなのに…。
そもそもの根本的な点数への考え方。

「100点数を目指して、何点取れたか」
「0点から始まって何点取れるようになったか」

ここがすごく重要だと思うのです。
私の場合、「今度こそ100点取る!」という気持ちでテストを受けます。そして結果は、100点に何点たりなかった(後何ができれば100点だったのに)と思ってしまうわけです。だから自分にかける言葉も当然それに見合った言葉になります。
できなかった部分にフォーカスをあてて劣等感を育んでしまう。そう。私はそうやって知らないうちに劣等感を養って、自信を削って来てしまったのです。

これは原点を忘れた考え方だと思うのです。頑張って知識をつけた途中経過から100点というゴールを見ているのです。
皆、何も知らない赤ちゃんから人生が始まったのです。すなわちゼロから始まっているのです。ここを踏まえて、点数を見たとするならば、何点だって、全てが成長の証。とれた点数の分だけ自信を持っていい。劣等感なんて感じる必要ないと気がつくと、思うのです。

どんな途中経過にいたとしても。ゴールについていたとしても、すべての人が、赤ちゃんすなわちゼロから始まっているのです。

あなたも、私も、確実に成長している…
足踏みしたり、ちょっと戻ったとしても、
確実に成長しているのだと思うのです。

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