見出し画像

ライダーがレイヤーを考える(追記あり)

さて、通勤やコロナ禍ということもありこの極寒の中でも
バイクに乗るのが日常だったりする。

先日の外気はマイナス3℃

寒い地域ならもっと過酷な外気であろう。
しかも10分~15分の話ではない。
基本1時間、渋滞が起これば1時間半は確実に運転しなければならない
(たいてい起きている。月曜日の行き帰りなど想像もしたくない)。
そんな自分が寒い思いをせずにどうその移動を乗り切るか日々試行錯誤してきた。しかしながらなかなか”これ!”という答えに辿りつけなかった。

ちなみに体形は中背中肉の中年である。
平熱は35度後半、36度には残念ながら届かない。
これもより冬の寒さを厳しく感じさせている気がする。

”ヒートテック”などという素敵なアイテムが出る前から極寒での移動は
経験してきている。その中では基本はカイロを貼りまくること
しかなかった。

”ヒートテック”などの発熱・保温性の高いインナーが世に出回り始めてから当然購入して着用したが、その時の暖かさには驚いたものの
また何年も経ってしまったせいもあってさほど暖かさを感じることがなくなった。それはそうとこの当時は
①ヒートテック→②長袖シャツ(コットンやボタンダウンシャツなど)
→③トレーナー(セーター)→④厚手のコートかウインドブレーカー
辺りを来ていたような気がする。

ここから
①発熱系インナー(7&iのボディーヒーター、無印)→②長袖(こちらも発熱系)→③トレーナー・セーター(今はスウェットっていうんでしたっけ?)→④登山系ダウンへと移行。

登山系メーカーのダウンの暖かさには感動したのを覚えている。
そこらのアパレルで売っているアウターの暖かさと軽さを優に越していた。
高かったが買って良かったと心の底から思った。
とはいえ、まだカイロとはおさらばできず。でも何枚も重ね着による肩こりみたいなのは軽減された気がする。

そしてここからさらに年月が経ち新たなフェーズ
それは電熱ベストの導入だ。
バッテリーがない状態で朝を迎えた時は絶望しかないが
使える間は神アイテムである。

電熱ベストが出てきたらもはやレイヤーも何もあったものではない思われるかもしれないが自分的にはそうではないと思っている。
なぜならそれでも寒く感じることがあるからだ。

というのもどれほど厚くて優秀なダウンでも冷たい外気にビュービュー当たっていたらダウン内に閉じ込めてある暖かい空気もスッと冷えてしまう現象が起こる。特にダウンでも表生地のデニールの数値が低いものは早いきがする。

そこでアウターで表生地のデニールの数値が高いもの(生地が厚手のもの)しっかり外気を遮ってくれるだろうと考えた。また”暖かい空気を逃さない”ということにフォーカスして対策をしたところ見事成功したと言ってもいい気がする。
それがこちら↓
①発熱系インナー→上着(あってもなくてもよいが一応)
→電熱ベスト(電源ON)→ウインドブレーカー→ダウン
か何等かのアウター

これが現在最強説である。やっとレイヤーの話になるがとにかく暖かい空気の流出を防ぎたいのであればウインドブレーカーを一枚アウターの中に着るのである。それを1枚挟むことでそとからジワリと迫って来る冷気を遮断。
逆に内側の電熱ベストが作り出す熱を外に逃がさない作用があると考える。

ちなみに帰宅時はなぜか以下の状態でも大丈夫な日もあるくらいだ。
①発熱系インナー→②上着(着ても着なくても平気だった
→③電熱ベスト電源OFF→④ウインドブレーカー→⑤ダウン

今後さらに寒さが厳しくなると思われるが引き続き
効率的でコスパが高くて心地よくバイクでも移動できる
服装の組み合わせてを試そうと思っている。

長文最後までお読みくださりありがとうございました。

追記:2月10日(雪)
今日も絶好のレイヤーテスト日和である。
インナーはボディーヒーター(7&i)+モックネック+無印フランネルシャツ+電熱ベスト+山岳系ブランド(スキー・スノーボード用ウェア)

電熱ベストは電源OFF

運転中はじわりと冷えて来るのを感じた。10分を超えた辺りから少し肌寒いと感じ始めた。30分を迎えないくらいに下車して歩き出した。
歩いてるうちに体が温まってきたのと電車に乗ったらむしろ熱いくらいだった。特に今日は雪が降るとのことで(実際帰りには積雪している場所も)
電車もそこそこの暑さの暖房を入れていたのだと思う。
結局、今日は1度も電熱ベストの出番はなかった。
また寒さが厳しいであろう日を狙って組み合わせを考えてみたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?