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Capo d'Orlando Sicilia 2010.

Facebookを何年(二、三年?)かぶりに開いた。

シチリアの日記を発見。
さんぽ好きは変わらずだった。体言止めが多かった。笑。
当時の若さ、あのときの感覚を損なわないように、サクッと編集をした。
当時(2010年)自分がまさか小説や文章と真剣に向きあうなんて思ってもない。
ほんとうに気軽に書いたから文章のテンションはたかく誰かに読まれるのは恥ずかしい。
★写真はFacebookから引っ張った。画像は粗い。ご了承を★

海外旅行でテンション余ってこういう写メ撮る人いますよね。滝汗。


Capo d'Orlando(カーポ・ドルランド) Sicilia 2010.

carabinieriは地元憲兵隊

となり街まで。
厳密にはとなりの街とそのとなりの街の間までいって帰ってきた。
朝起きて、パソコンの調子が悪かったので、ほったらかしにしておいて、洗濯を。
それからは暇。11時過ぎから散歩にでる。あるきで。
んで、ガレージに出たら、ふと自転車が。

いたいたこういうおいちゃん。思いだした。懐かしい。

ダリオのだぁ。ダリオは恐らく15時までは寝ているはずだ。ちょっと拝借。
キコキコキコキコ、5分おきにチェーンが外れる、止まって調節をし、またキコキコキコキコ。疲れる。んで、ブレーキが利かない。キコキコキコキコ。さらにキコキキコキコ。
ブレーキが利かない状態で、シチリアの海岸沿いを走る行為はどれほど危ないか。実感をする。

夏のロンゾ=キエニス(北イタリアの山岳地帯)のときに、ホテルのオーナーのミルコの好意に甘えて、ロードバイクを少しのって脚を鍛えておけばよかったと思う。
イタリア人は、法定速度はまず考えない。
北イタリアの山岳地帯ロンゾにて。
となりは崖の切り立った九十九折りの道でミルコは時速80㎞をだす。
直線が300mあれば時速100㎞はだす。
ロンゾでのミルコの運転でさえぼくは身の危険を感じた。
例えていうなら、北関東のいろは坂で時速80㎞で走っている車を時速120㎞で追い越す。イニシャルDの世界。それがイタリア。
そんなイタリアの、見晴らしのいい海岸道路でブレーキが利かない自転車に乗ること自体が命知らず。でもまあこのチャリしかないし、安全に、キコキコキコキコキコ。
「なんだ坂こんな坂、なんだ坂こんな坂」って。
Tシャツが汗でビッショリ。

歩きを前提で散歩に出かけて、リュックに着替えが1枚だけだった。
バール(立ち飲み喫茶)でひと休みして引き返すことに。
で、帰りにコッツェボンゴレを食べた。
ううん。イマイチ。(涙)

イマイチ残念な味だったなあ。ロケーションは最高だったのに…笑。

部屋に戻って一休み。
窓辺で寝る。が、潮騒がうるさすぎ!
まったくブンガク的じゃなーい!
昼寝できへん!
パソコンを2日前の状態に復元して軽くした。

夜。
別の店でボンゴレをリベンジだ。
めっちゃウマ~。
おなじ8ユーロだった。どちらも大盛りだった。
ちなみに黄色いお花はフィオーリ・ディ・ズッカ(カボチャのお花)。

このフィオーリ・ディ・ズッカにモッツァレラを入れてコンディート(味付け)してフリット(天ぷら)にしたら、メチャメチャ旨い。

イタリア滞在で今のところNo.1だ。

あの旨さの感動を超えるウマさにはまだ出会っていません。

それくらいに美味しかった。


丘の教会から見おろした街の夜景

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