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三月下旬 / 牛歩でも、確実に前へ。


手抜きです。
(日記だから、きりすてゴメン)

9997文字・30min





三月十六日(土)晴れ。体重93.2kgで体調は良い(風邪が治ったおかげだ)。
八時四十九分に起きる。風邪が治った感覚だ。メールチェック。散歩(をすべきか)が気にかかる。猫のトイレの世話など。コーヒータイム。母がみょうにぼくと話したがる。母の孤独感を感じる。あとで映画(夜の映画館)にでも誘おう。車で三分の場所にあったムービックスは廃業して、車で二十五分離れた場所に移転した。レイトショーを探すと好きな俳優のマ・ドンソクの「犯罪都市」があった。日本の國村隼がヤクザ役だ。面白そうだ。誘ってみるか。

逆算して、執筆と夕方丸山健二先生の二回目の授業がある。四時間は執筆(集中して二時間はやるように)しよう。


十一時三十三分に執筆開始。書けなかった。ふと「ホームシアター用のプロジェクター」とAmazonプライムの「ファイアースティック」をもっていたことに気がつく。気分転換に部屋にホームシアターのセッティングをする。十五時まで。シャワーと歯磨きをする。十六時から「丸山健二先生の個人レッスン(十五分):二回目」

以下、フィードバック。noteでは有料記事(実際の講義映像がある)だ。迷うが、ここは個人の日記なので載せる。

■□■□■□

2024年3月16日(土)
予習「美しいと思う文章」(ドラマチックに!)

◉元原稿:
浜。寄せる汀に少女はよこたわる。
近づくと全裸だった。
ひざをつき、少女のくちびるに触れる。
少女は怯えて身震いをする。
「寒いか」
上着を掛けると水面に光が現れる。
僕と少女は光に包まれて消える。

丸山健二先生のことば:
浜。だけでは芸がない。どんな浜なのか?
平凡な修飾ではダメ。
重油の海。
正しい日本語を使え。

「寄せる汀」は日本語では正しくない。
汀(みぎわ)=海・湖などの水の、陸地と接している所。みずぎわ。なぎさ。

「寄せる」を使いたければ、「波が寄せる」あるいは「寄せる波」という表現が適切である。

⑴声を出して書くこと。音読をせよ(黙読はダメ)。自分が書いた文章は完璧じゃないことに気づくこと。
⑵ぼくの文章はシンプルすぎる。芸がない。文章に色気を出せ。
⑶ルビで悩むなら文章に悩め。
⑷正しい日本語を使え。
⑸文章は絵画的(映像的)に考えろ。
⑹平凡な修飾はダメ。ズバッと象徴的な修飾をせよ。
⑺丸山メソッド:其の①
❶対比法:陽光が虚無を放っている。
❷擬人法:風が踊り狂っている。
❸とつぜんの否定:いや、誰かがいる。娘だ。そうではない、少女だ。
❹丸山健二流、時間経過の妙技:しばしの沈黙が重苦しい。
❺視点を操れ:目のやり場に困る(僕)
❻ストーリーに引きずられない。文章が疎かになる。
❼文章は自由に書け。ジャズだ。アドリブ奏法だ。明日のことは考えない。笑。
❽文に「静」と「動」を=「黒い波が寄せては返す」
❾音楽的、絵画的、匂い、五感(映像的)を使え。

「波打ち寄せる浜」「白い砂浜」など、平凡な表現は厳禁だ。
象徴的な突拍子もない表現でズバッと書く。

カラスが焚き火の後の流木に着地をして啼いた。蟹が歩く。その横には潰された蟹がいる。重油がまき散らされた浜。

★丸山健二流の冒頭:目と匂いと色を使え。
(絵画的な文章を意識せよ)

重油の匂いに溢れかえった浜。黒い波が寄せては返す。
➡︎重油の匂いに溢れかえった浜なのだから波は黒色のはずだ。

登場人物「少女」:

いきなり少女を出さない。重油で黒くなった浜にほかに人間はいるのか?

カモメの代わりにカラスが群れている。
★ここで一発目➡︎一種、異様な雰囲気を読者に与える。

丸山先生のダメ出し(初出かぶりはダメ!):汽笛が鳴る(⬅︎平凡な表現でダメ!)

重油の匂い、黒い波、カラスの群れ、読者への印象を絵画的に。
➡︎普通の浜だったら白いカモメがいるが、ここには黒いカラスがいる。

★ここで二発目➡︎悍ましい印象を読者に伝える)
(二発目には、風、大気、太陽、雲、波、自然現象を出せ)

丸山先生のダメ出し(初出かぶりはダメ!):黒い獣(黒色でかぶる)、獣のような海獣が(生き物かぶり)、見えない衝撃が(エンタメチック? でダメ)

陽光(=太陽の光)が虚無を放っている。

★ここで三発目➡︎読者へのだめ押し(風、大気、太陽、雲、波、自然現象を出せ)だ。

風が踊り狂っている。

丸山先生のダメ出し(初出かぶりはダメ!):黒い雲が割れるように光が射し(黒色がかぶった)、風が激しく(激しい⬅︎平凡な表現でダメ)

◉元原稿:
近づくと全裸だった。

★丸山健二流の空間描写(空間の中に「打ち消し」や劇的な「序破急」をいれる)。
辺りには人っ子ひとりいない。
いや、誰かがいる。
娘だ。
そうではない、少女だ。
穢れた砂の上に横たわっている。
(近づくと)全裸だ(った)。
(シーンを劇的に見せる、「近づくと」を省き、「だった」を省き、時間を縮める)

人称の問題:僕(読者)の視線のあつかい方:
★丸山流創作術:「時間の劇的な省略」と「視点=カメラワーク」

★ここで、人称(カメラワーク)をあやつる「僕の視線」=「読者の視線」
「僕の視線」は「知らず知らずに」少女のくちびるに迫っている動的なカメラワーク。

◉元原稿:
ひざをつき、少女のくちびるに触れる。

「僕の視線」=「僕の心のうごき」=「心のゆれ」=「知らず知らず」「少女のくちびる」「に迫る自分に」=「ハッと気づく」
⑴ひざをつく。
⑵まじまじと顔を
⑶のぞき込む。
⑷知らず知らず
⑸(少女の)
⑹くちびるに
⑺迫っている自分
⑻に気づく。

◉改稿後:
僕はひざをつく。まじまじと顔をのぞき込む。知らず知らずくちびるに迫っている自分に気づく。

★丸山健二作劇術マジック「人称の逆転!」
とつぜん、ここで「怯える少女の視点」になる。

気配を察した少女は肩を小刻みに震わせる。

「寒いか」と訊く。

(地の文を加えるかどうかは筆者の自由か)

相手は黙って頷く。上着を掛けてやる。

◉元原稿:
少女は怯えて身震いをする。
★このシーンは文章的な説明文になっている=描写にすること! ぶるぶると、ビクつく、小刻みに、など)

★丸山健二作劇術「僕」と「少女」=「人間関係」=「時間の肌感覚」

◉改稿後:
しばしの沈黙が重苦しい。
➡︎僕の心情の表現①

目のやり場に困る。
➡︎僕の心情の表現②
➡︎僕は目のやり場に困ったので、視線(カメラワーク)を移した。
僕はどこに視線を移したのか? ➡︎「水面」に視線を移した。
➡︎僕はなにを目撃したのか? ➡︎水面はどういう状態だったか?
「水面」は「黒光り」をしていた。

★丸山健二作劇術「僕」と「少女」=「人間関係」=「情景描写」=「心情表現」
その「黒光り」は「なぜか(少女にたいする僕の内側にある何かが)」僕の胸に迫って

◉改稿後:
水面の黒光りがなぜか胸に迫る。

★本日の丸山健二先生がドラマチックに改稿した原稿:
重油の匂いに溢れかえった浜。黒い波が寄せては返す。
カモメの代わりにカラスが群れている。
陽光が虚無を放っている。
風が踊り狂っている。
辺りには人っ子ひとりいない。
いや、誰かがいる。
娘だ。
そうではない、少女だ。
穢れた砂の上に横たわっている。
全裸だ。
僕はひざをつく。まじまじと顔をのぞき込む。知らず知らずくちびるに迫っている自分に気づく。
気配を察した少女は肩を小刻みに震わせる。
「寒いか」と訊く。
相手は黙って頷く。上着を掛けてやる。
しばしの沈黙が重苦しい。目のやり場に困る。
水面の黒光りがなぜか胸に迫る。
僕と少女は光に包まれて消える。

以下、
次回の丸山健二先生個レッスン三回目の予習原稿」
「僕」を「ぼく」に変更します。(表記のひらがなの都合です)
2024/03/16/sat 19:59

いや、消えてなどなかった。
あれは、うばわれたぼくの記憶なのだ。
少女は、そこに、ぶるぶると立っていた。はずだ。
絶対に、ぼくは目撃したはずだ。
風がうばったのだ。
ちがう。ぼくはいったいなにを言っているのだ!
ぼくの記憶から少女が消える前まではぼくは正常だったはずだ。
それもちがうんだ! それなのに… なんてことだ! ぼくは二本しかない腕で、たったひとつだけの頭をかかえて、黒色によせる重油の波にうづくまって、髪の毛を腐臭を放つ油に馴染(なじ)ませるように、むしった。黒色に腐った油が鼻につんざく。油の膜に吐瀉すると、昨日食べた米粒がウジ虫が動いたように見える。

重油の海上に、渦巻く風が、まだ見える。
あまねく風が、ぼくの頭を掻きまわす。まるで鬼が火かき棒で地獄の釜を混ぜるように。風は、ぼくからねこそぎ略奪していったのだ。
ぼくの内部に蓄積していた少女という少女の記憶を、ヤツがみな殺しにしていったのだ。まるで山賊が町女をあいさつがわりに組み敷くかのごとくかんたんに。
ぼくの腹に、おぞましく不吉な怒りの火が、ポッとつく。黒いなにかが、湧きあがる。
あの風だけは許せない。ぼくは少女を忘れることなんてできないんだ。
ぼくは風を睨(にら)み、ゆっくりとうなずく。
浜に浮かぶ重油の黒い膜に、ずぶり。足をふみいれた。

■□■□■□

部屋の掃除をして、僕の部屋にホームシアターを設置した。二十時半から母とホームシアターを見る。
第一回ホームシアター作品「オリエント急行殺人事件」
そこから怒涛の丸山健二文章教室の録画の再生。
③回目/23:36
④回目/00:15
⑤回目/01:10
⑥回目/01:36
⑦回目/02:10
⑧回目/04:26
⑨回目/04:48
ヘトヘトになったがフィードバックの完全版を作成(これは出版できるレヴェルだ)した。


三月十七日(日)晴れのち曇り。体重94.2kg 体調わるい。
十五時七分に起きるがダウン。十五時四十三分に起きるがダウン。十六時五十四分に動き始める。
メモ:
タクシーのなか(国道でリョウとセナがつかまえた北陸タクシー、黒いプリウス、運転手、渡部実)
➡︎渡部実はリョウとセナからケータイを擦る(実際は紛失する現場を目撃する)。
辰が渡部稔を訪れる場所➡︎「北陸タクシー魚津支店の事務所ではない」ネットで調べる。「交代勤務」タクシー業界の交代時間と長距離では高速代金は会社が負担してくれるのか? ➡︎渡部実のキャラ。真面目ではない。仕事中にウィスキーのミニボトルで酔っ払っている。➡︎どこかコンビニの駐車場で酔っ払っている現場に、辰が訪れる。⬅︎なぜ辰は渡部実の現場を知り得たのか? ➡︎ケータイの位置情報(GPS)だ。
十八時五十三分までダウン。
自分へのメモ:
十八時五十三分:サクっと書け。一割のスケッチでいいのだ。
十九時二十四分:ダメだ。書けない。夕食はホッともっとのカツ丼。
二十一時四十分:風呂(シャワー)
二十二時十八分:?
二十二時四十分:《語彙の三語三文日課:手書き帖》

読書。カラマーゾフを読む。


三月十八日(月)晴れ。体重91.6kg 体調は。
十時十分に起きる。ダウン。シャワーを浴びて軽トラで家をでる。
十三時五十六分に伊勢崎の図書館に着く。



伊勢崎市図書館にて。
十五時から執筆。




小説の舞台の一月二十日(火 )のメモ:渡部実の行動の変遷をミニ小説(原稿用紙三枚=1200文字)でかく。

★宮沢章夫さんは一つの脚本を書く為に「完全版の小説」を書くという。
★鳥山明さんは
⑴「ギニュー特戦隊」の登場シーンまでに「ギニュー特戦隊全員の生まれ、育ちを、全て書いた」
⑵ナメック星編に登場するキャラ(クリリン、天津飯、チャオズ、ヤムチャなど)にはそれぞれのストーリーの極秘ノート:新必殺技の習得、
⑶ワンピースも同様に、シャボンディ諸島の後の空白の二年間(今のままでは新世界にいけないための修行期間)がある
例)シャボンディ諸島ではみんなどこに飛ばされたの?
◉ルフィ:女ヶ島⇒インペルダウン⇒海軍本部⇒無人島・ルスカイナ(最終的にレイリーと修行)
◉ゾロ:クライガナ島・シッケアール王国(鷹の目ミホークの居城)
◉ナミ:空島・ウェザリア(天候を科学する国)
◉ウソップ:グランドライン・ボーイン列島(人食植物・動物の島)
◉サンジ:モモイロ島・カマバッカ王国(ニューカマー王国総本部)
◉チョッパー:サウスブルー・トリノ王国(化学が発展した未開の国)
◉ニコ・ ロビン:イーストブルー・テキーラウルフ⇒革命軍(ルフィの父の元へ)に保護される。
◉フランキー:からくり島・未来国・バルモジア(海軍の科学者、Dr.ベガパンクの生まれた国)
◉ブルック:ナマクラ島・貧困の国・ハラヘッターニャ⇒剣山島・テーナ・ゲーナ王国
のそれぞれの修行編の創作ノートがある。
⑶宮崎駿は映画のための創作絵コンテが膨大だ。
★浦山明俊(美樹香月)師匠の言葉。
⑷本稿はレジュメの1%、プロットの10%程度しか使わない。
取材で本稿に使えるのは一割程度だ。
★井上ひさしは登場人物の一日(ミニ小説)をぜんぶかいた。
★井上ひさしは年表を書いた。
書くべきキャラは?
登場する主要人物
★デビュー作だ。やるべきだ。
筆者の脳みその中で小説の全容が明らかになってきた。


◉蟹
◉ツバメ
◉ツバメの子
◉綿鍋銀次
◉綿鍋金男(北陸組、組長)
◉辰吉耳男(北陸組、事業所所長)
◉井岡忍(関東組、組長代理、東京組組長)
◉ヒロちゃん(東京組、組員)
◉飢堕覚(中距離トラック運転手)
◉市振リョウ(小五、親不知小学校)
◉糸居セナ(小五、親不知小学校)
◉井上吉光
◉ミサト(井上美里)
◉ガクト(井上岳人)
◉加賀美靖徳(ミサトの母)
◉キム(生まれと育ちは前編で書いた)
◉母グマ
◉子グマ
◉父グマ
◉オオワシ
◉黒いプリウス
◉白いランドクルーザー300
◉忍のフルトレーラー
◉サエキナナミ(佐伯七海、海上保安庁第九管区、航海士正、船長)
◉渡部実(北陸タクシー、乗務員)
■会社が負担するガソリン代金を横領する。メーターを倒してタコメーターの配線を外す。横領に裏技をする渡部実。
◉渡部実はさまざまな給油スポット(田舎のガソリンスタンド)にて馴染みの店員と共犯して水増し請求(すでに満タンなのにクレジットを切って、ポリタンク二個四十リットルを横領)する。会社負担のガソリン代を横領している。
その現場に、辰は現れる。
「久しぶりに来た白馬だ。」
➡︎水増し請求の目的は?
水増し請求とは、料金や経費等を実際の支出額よりも多く請求をおこない、差額分を着服する行為である。 不正の兆候として「経費承認者の繁忙期にかぎって多額の精算を行う」、「精神的プレッシャーを与え承認を迫る」などが挙げられる。
◉タコグラフを倒す(本部などにいる遠隔の監視員の目を誤魔化す)。
◉メーターを倒す(会社の利益にはならない。そのまま懐に。夜の割増料金の時に多い、客が地理に詳しくない場合(夜や酔っている客がターゲット)が多い)。
◉上記の方のおっしゃるとおり「エントツ」行為です。 管理者(こいつがグルだったら創作ではあり得る話だが)等が「タコグラフ」を見ますので一発でバレます。 最近のタクシー会社はGPSを導入している場合が多い。ですので無線室でオペが見ていてもわかります。 空車状態で遠距離走行しますから…。タコグラフの配線を一時的に外す「裏技」もありますが。
◉プリウスのガソリンタンクは満タンで42リットル。渡部はプリウスの後部のトランクに二十リットルの空のポリタンクを二個常備している。八十リットルを会社のクレジットカードで切る。プリウスのトランクのなかに四十リットルのポリタンクをふたつ忍ばせる。富山で仕入れて、滋賀や新潟や長野で売る。あるいは自家用車でそのガソリンを使う。

◉橘田隆行(医師、ユーチューバー)
◉橘田真央(看護師、)
◉グシ(グシケン、北陸組、第三事業所の組員)
◉タケ(タケハラ、北陸組、第三事業所の組員)
◉シライ(北陸組第三事業所の組員、近畿出身、佐渡で捕まる)
◉中国軍南京第二(硬骨頭六連)空挺部隊(輸送機にて北アルプス上空にて三個分隊が墜落=黒部ダムに隠れる掩体壕から自動地対空ミサイルにて撃墜される。
■一個分隊(Squad)は、戦闘員数10人前後の編成単位で、最小の戦闘単位、軍曹などの下士官が指揮官を務めます。 基本となる編成単位の大隊は、単一の兵科で構成され、これを単位として兵士は訓練を受けるため、兵士にとっては大隊が本籍のようなものになります。
■小隊=軍隊の編制の単位。 中隊の下にあり、普通2つ以上の分隊に分れ、25人から 50人の兵士によって構成され、少尉によって指揮される。 日本の陸上自衛隊では小隊は 30人。分隊にあたる4班から成っている。
◉前方部(エンジンより前)が破壊される。
一個小隊「硬骨頭六連」
范德华分隊長(三十名=一個小隊長)死亡。
◉范(国栄)分隊長(死亡)、成兵士(死亡)、呉兵士(死亡)、周兵士(死亡)、黄兵士(死亡)、李兵士(死亡)、単兵士(死亡)、鄭兵士(死亡)、丁兵士(死亡)、陶兵士(死亡)、
◉梁(德华)分隊長、張兵士、石兵士、王兵士、習兵士、揚兵士、功兵士、葛兵士、章兵士、晨兵士、
◉趙(朝偉)分隊長、牛兵士、羊兵士、姜兵士、馬兵士、李兵士、姚兵士、胡兵士、侯兵士、銭兵、

◉ソープランドの支配人(田村)
◉自衛隊、大阪方面対の幕僚長(威高圀津)
◉イタコのお婆たち
◉ブルマダグル星人(宇宙船の中にいる)
◉青崎湖キャンプ場の管理人(死亡)

◉自衛隊員
◉警察隊

■渡部実の一日()
タクシーのなか(国道でリョウとセナがつかまえた北陸タクシー、黒いプリウス、運転手、渡部実)
➡︎渡部実はリョウとセナからケータイを擦る(実際は紛失する現場を目撃する)。
辰が渡部稔を訪れる場所➡︎「北陸タクシー魚津支店の事務所ではない」ネットで調べる。「交代勤務」タクシー業界の交代時間と長距離では高速代金は会社が負担してくれるのか? ➡︎渡部実のキャラ。真面目ではない。仕事中にウィスキーのミニボトルで酔っ払っている。➡︎どこかコンビニの駐車場で酔っ払っている現場に、辰が訪れる。⬅︎なぜ辰は渡部実の現場を知り得たのか? ➡︎ケータイの位置情報(GPS)だ。

十四時三十分に日記を書く。十五時から執筆。
十六時五十五分:筆者の脳みその中で小説の全容が明らかになってきた。
十八時四十五分にパソコンを閉じる。


三月十九日(火)くもり。体重93.6kgで体調は最低だ。
八時十八分に起きる。体が起きられない。なぜだ。原因は睡眠剤か? 十二時二十五分に猫のエサ。 十六時くらいまでずっとベッドの中。頭では物語が進むのに。ダメだ。病気のせいにはできない。ようやくいろいろと描けるようになったのに。ここで挫けてはいけない。夜までダメ。
■今日は 21:00-23:30から美樹香月先生のレッスンを受ける予定だ。
《語彙の三語三文日課:手書き帖》

【捏ちる・でっちる】
⑴休日にでっちておいた俳句
⑵きみ、そんな禍々しいものをいつでっちたんだ?
⑶きさま、ウソをでっちあげたな!
【鉄砧・てっちん】
⑴「おーい」
「はい」
「そこの鉄砧をとってくれ」
「なんのことです? 」
「鉄敷だよ」
「カナジキ? 」
「鉄床(かなどこ)だ」
「りょうかいです」
⑵「この鉄砧、売ると幾らになるかな? 」
「バカ言え、金を取られるぜ」
「中国なら高く売れるよ。内陸じゃや鉄道のレールが不足してる」
⑶「いま、てっちんなんて言っても通じませんね」
「町工場じゃあ普通に言ってるよ」
【鉄槌・てっつい】
⑴怒りの鉄槌をくだす。
⑵愛の鉄槌を投げる。
⑶今晩、鉄槌で一杯やりますか?

美樹香月の文章レッスン、以下、

文章のテンションとは?
RCサクセション「スローバラード」のサックスの妙
テンションを解放する。
短歌や俳句をやれ! 季語、五感を身につける。
一日一首書いてみる。
「佐伯泰英」の歴史小説=割り切って書いている。読者が読みたいと思うストーリーを書く。
読者はスカッとしたい。。
池波正太郎、藤沢周平になりたかった。山本一力など。
アガサクリスティの「オリエント急行殺人事件」「ナイル川殺人事件」時代風景、背景を書く。
短歌を学べと言われた。プロットを学びたいといったが、とりま次回も八百文字日記を書くことに。言われるがままにする。
800文字日記/20240319/tue「じぶんの醜い顔」800文字


三月十九日。二十二時五十分。
元師匠のズームの文章個人レッスンは終わった。
三月下旬の室内は二十五度だ。部屋の暖房は点いている。あたたかいはずだ。なのにぼくの肩は小刻みに震える。ペン立てにささる手鏡をとる。じぶんの顔をうつしてみる。白髪染めで黒色に染めた髪に白髪が混じった無精髭。安いメガネは下にずれる。まぬけな顔だ。去年の今頃、師匠のもとから、逃げだしてしまったじぶんの醜さが丸見えだ。
安メガネは昨夏ソープランドのボーイで働いたその初任給で上野の駅ビルで購入した。じぶんの顔はいつまでもうだつがあがらぬ。万年コソ泥のような貧相な男だ。
深いため息をひとつつく。
長シャツの両脇がぐっしょりと濡れていてこれでは風邪を引いてしまう。すぐに着替えたいが膀胱も破裂寸前だった。トイレから戻って部屋のクローゼットをのぞくと隅で猫が丸まっている。
師匠との会話はかれこれ一年ぶりだった。それ以上かもしれない。
レッスンが始まる前は聞き手にまわると決めていた。はずだったのだが。レッスンが始まるとやはりアガった。じぶんから無駄にしゃべり過ぎた。
手鏡をまたもつ。惨めな顔だ。
師匠のもとから逃げた。
「負目」
「修復不能」
言(こと)の葉(は)が、頭をかき乱す。
じぶんから師匠の元を去った自責の念にさいなまれ、ぼくは頭の毛をむしり、机の椅子にあぐらを掻き、ベッドに倒れる。手鏡をにぎったまま頭から床に転び、そのままひざまづき、大声をあげそうになる。猫の鳴き声が聞こえるが。猫はまた沈黙した。
それでも久しぶりに見た師匠のスーツ姿を思いだして、胸に、安堵感が湧きあがる。左手首につける腕時計は祖父の形見だ。祖父はもう死んだのだ。
「八百文字日記はつづけているかい」
生きている師匠は言った。
「書いていますよ」
悪びれる様子もなくぼくは平然と嘘をついた。ぼくは己のことばに否応なしに苛まれる。
目の前に時計がふたつある。時刻が五分ズレた時計のほうに、手を伸ばした。
二十二時五十分にパソコンを閉める。


三月二十日(水)晴れ。体重91.4kgで体調は普通だ。
四十七歳の誕生日だ。猫が来月四歳になる。同じ年くらいになる。やはり焦る。
十時十二分に前橋図書館につく。


十一時四分に執筆開始
「マインドマップ」を手にした。やり方がすべて変わった。執筆世界が変わった。
七時に起きる。Skyをやる。




三月二十一日(木)晴れ。体重91.6kg 体調は。


(写メ)

三月二十二日(金)晴れ。体重90.1kg 体調は。


(写メ)


三月二十三日(土)晴れ。体重92.0kg 体調は。


(写メ)

三月二十四日(日)晴れ。体重92.0kg 体調は。

(写メ)


三月二十五日(月)晴れ。体重91.6kg 体調は。
深夜に軽トラドライブをした。
四時に寝て八時に起きる。
■以下は後日記
執筆のはずだったが、今日もマインドマップでプロット作成になった。

写メを貼る。



三月二十六日(火)雨。体重94.6kg 体調は雨でよくない。
十時六分に起きる。

二十二時三十分までコメダ珈琲でマインドマップから下記のプロット目次を作成した。


三月二十七日(水)晴れ。体重93.4kgで体調はダメ。
三時三十一分に寝る。十時四分に起きる。ダウン。
十四時十二分に前橋市立図書館に到着。
回想の位置について考える。
ネットで調べて《回想シーン》を間違えずに「効果的に」挿入できるようにじぶんでまとめ記事をつくる。
ノートにアップする。
十七時二十一分まで。
美樹香月(浦山明俊)先生に尋ねる質問を考える。


三月二十八日(木)晴れ。体重94.2kg 体調は。


三月二十九日(金)雨のち晴れ。体重90.1kg 体調は。



三月三十日(土)晴れ。体重92.2kg 体調は。


十六時に図書館からすこし散歩をした。散歩は必要だ。




夜、実家のここに妹がきてWi-Fiを直す作業をする。妹の次男について議論をする。ほとんど兄弟喧嘩だが。小さい頃から気になったいまは十七歳になる甥っ子ことだ。そのとき、妹に大きな心の傷があるのを発見した。


三月三十一日(日)晴れ。体重94.0kg 体調はふつうだが。

丸山先生の文章教室の連絡が「丸山塾」になっていた。
ライトに携わりたいのだが。

今日はせめて「上陸者(前編)」の第二稿をあげたいが間に合いそうにない。
体力をつけねば。
外は快晴で猫のトイレ掃除もやらねば。

いろいろ間に合いそうになさそうだ。

やった。
十三時五十七分〜二十二時二十二分まで推敲作業。
「上陸者(前編)」の第二稿が完成。

疲労困憊だ。

これで四月を迎えられる。


牛歩でも、確実に前へ進もう。



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