マガジンのカバー画像

青い田を刈る。

7
将来が楽しみだな、ぼくがオシのクリエイターさんたちの紹介です。
運営しているクリエイター

記事一覧

新車の開発にゲームの知見を! 青い田を刈る、Vol.9

672文字・15min いま書いている小説には、いろいろな車がいろいろなシーンで登場する。 ⑴フルトレーラー(ボルボ社) 忍の登場シーンで活躍。 殺害現場まではヒロちゃんが運転する。 ⑵白色の高級国産車(綿鍋銀次の車) 辰が運転する。忍が⑶で尾行する。 後「白いレクサス」と判明する。 ★北陸タクシー魚津支店にて ①辰は北筑タクシーに白いレクサスに乗って登場。 事務所で渡部稔の少年たちのケータイを窃盗した現場を暴き黒いプリウスで現場の白馬へ戻る。 ②①を尾行していた忍

chat GPT!(本質太郎@テンプレート屋)キター!! 青い田を刈る、Vol.8

これはすごい! まず、chatGPT:(英語で話しかけてきた) ぼく:「日本語で話してくれ」 ChatGPT:もちろんです!どのような話題でお話ししましょうか? ぼく:「小説を書いてくれ」 ChatGPT:もちろんです!以下は短編小説です。タイトルは「星の舞踏会」です。 夜空には満天の星が輝いていた。古い灯台のそばに建つ小さな村は、静寂と平穏に包まれていた。そこに住む人々は、星を見上げながら日々の暮らしを営んでいた。 ある晩、村の若者たちが集まり、星の舞踏会を開

800字日記/20221116wed/130「無二のアイデア」=青い田を刈る、Vol.6

ドアを開けて部屋に入る。トイレがある壁にロードバイクを立てる。 キッチンの時計を見ると十九時。夜だ。 「帰ったよ」と部屋をのぞく。奥で丸くなったネコは頭をもたげる。寝ぼけまなこだ。 シャワーを浴びようか迷って明日にまわすことに。冷蔵庫を開けると朝つくった卵サンドがあるが、さっき図書館のベンチで食べたので夜食にするとして、冷蔵庫の中は、納豆、豆腐、味噌と牛乳しかない。インスタントラーメンの袋を破って茹で、生卵を割って食べる。 机に座る。ほぼ一年書かずじまいだったことをこ

タイトル買い(青い田を刈る、Vol.4)

まず、非常に個人的に好きな記事なので、ぼくの偏見と思い入れが強いですので、話半分で読んでください。 まず、旅田百子。すてきな名前(HN)じゃない? もう、ここからお腹の底がうずうずしてきちゃいます。 じつは、ぼく、そこから大爆笑の連続でした。 で、ぼくなりの読み方(記事へのツッコミ)なので、みなさんは、普通に読んください。 まず、三行読んで。この記事のタイトルは絶対に「今日はお砂糖が来ない。」だと。ぼくは笑ってしまう。ラストもじつはこれはこれで美味しかったんだけど、

ラブ&ポップ@渋谷(青い田を刈る、Vol.2)

数年前になるが、村上龍の小説「ラブ&ポップ」の二回目を読んだとき、単純にすごい作家だなと思った。 主人公は、1996年当時のありふれた女子校生で、普通にパパ活をしている。 「パパ活」はもとより「援助交際」という言葉が日本に存在しなかった時代だ。 援助交際の実態系を正確に掴んだ日本の最初の作家だったかもしれない。 女子高生の目線で、渋谷109のエレベーターが自然に描かれ、当時のツタヤのレンタルの品揃え(その陳列の量までもが)すべて克明に、パシャリ。小説のなかに撮られてい

小説ができるまでの話。

昨年書いた創作についての記事がよく読まれたので、今回は小説ができるまでの話をしたいと思います。選考通過常連者ではないので、あまり参考にはならないと思いますが、こんなやり方で小説を作っているんですよ、という紹介。 1.構想段階 主に歩きながらアイデアがひらめくことが多いので、散歩をよくします。20代の頃は会社に通勤していたので、その帰り道、夕方のちょっと理性が鈍る時間によく物語の種を考えたりしていました。今では買い物の行き帰りがその時間ですね。 ひらめいた話は、iPhone

「鮎の骨」のほぐしかた

noteを始めて、一ヶ月。 最初に「お、いいな」と心で唸った掌編でした。 それから、また、いい物語を発見しました。それはまた次回に。 「ふじこ」さんの短編集は、なかなか好きです。 (こういう解説っぽいのは書きたくないんだけれど) 田原が鮎をギュッギュって押さえて上手にさばく。それを「どこでこんなの覚えたの?」っていう返しに、無表情に「動画で」と答える。そういう時代をつかんだ感。いいなぁと思う。 ぼくはわりと古い小説を読んできて、例えば、 隆は、濡れ雑巾を絞った。