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400字日記(リニューアル版)

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400字日記をリニューアル 日記に通底するテーマ 「すべては作家人生のために」 400字に入れること➡︎日々に見た感じたもの(具象) 四百字をどのような形式で見せるか? ➡︎「第…
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2023年5月の記事一覧

向精神薬を求めて本丸に攻めこむ / 2023年6月の対策を練る。

1948文字・30min 2023年6月の対策を練る。 マクラを少し書く。 去年はこの時期、プロの作家の弟子を抜けた。先生もぼくとおなじ病だった。老人性の躁うつで自殺念慮が凄まじい人だった。ぼくは夕方に呼び出され、朝までトーク(19時間にもなる日があった)につき合った。ぼく自身は先生の生活リズムに引っ張られて、精神も生活も崩れた。それからぼくは寝たきりが秋の終わりまでつづいた。 5月の執筆の稼働は実質、20日弱だった。18、19日は高橋洋一に提出する「企画書」を作った。

ある男に起きた奇跡と物語の神話性と書き手の俗物性についての考察。妄想日記。

785文字・30min これはある男の妄想日記である。 小説のラストのどんでん返し、男の死(自殺)を思いついた。が、肝心の男が自殺する動機が見当たらなかった。小説を読んだすべての読者が納得する「男が自殺せねばならなかった事件」をずっと頭の中で追っていた。 筆者に、小さな奇跡が起きた。 出会ったその日の夜に男と田中未知子はまぐわった。後日、 「私、肌がキレイになってるのよ。これってすごいね」 と男は田中未知子に言われた。男は無神論者だ。奇跡は信じない。だからそんな女性のセ

と・も・子・・・ / 千昌夫 吉幾三

千昌夫さんのセリフ、凄すぎ! 後ろで、五木ひろしさんが笑いをずっと堪える絵は最高ですね。

雨の上野、アメ横、下谷祭り。20230513sat325

646文字・10min  上野駅にでた。  待ち合わせした友人とアメ横の飲み屋に入る。字義どおりの駆けつけ三杯。飲みっぷりをながめる。感心する。  土砂ぶりが止むや否や。串カツ屋にハシゴする。ガリで割ったお酒があるのを知って、それをまた友人がぐいぐいと飲むのをながめる。人間という生き物は、これほどアルコールが飲めるもんなんだ。店のイベントでチンチロリンでゾロ目が出ると一杯無料。奇数は半額。偶数は倍の量で倍額! なんと三のゾロ目。みんなで大いにはしゃぐ。人間という生き物は、酒

リョーマさんとニアミス。20230505fri324

800文字・30min  目処がついた。  三章と四章を一日にまとめると初稿は脱稿だ。  私小説のいちばんキツかった所に大手出版の編集さんがからイイねを頂いて、これは励みになった。  私小説は自分の腕を切って血を見せるというがそんなもんじゃない。実際に書いて肌身に感じる。自分のケツの穴(恥部)をめくって読者に見せる行為だ。柳美里や田口ランディはいかに神経は図太いか思い知った。西村賢太も尋常じゃない。でもしかし、父が性犯罪者で自分も加虐趣味のある北町貫太。やはり魅力的な主人公

GW、夕暮れの踏切、道に迷う。20230503wed323

383文字・5min  今日は執筆に手応えを感じなかった。  大体そう言うときは後で後悔するような文章である。  書いている最中は夢中なので「この文章は使えるな」と書いているのだが。読み直すとやはりどうも気に入らない。文章に凄みや迫力を感じないのだ。といって、小説全編を迫力満点に書いても読者は疲れるだけだ。ダレ場、説明部分、など要所はあるだろうが。それにしても今日の書いた部分はどうも納得がいかない。そうぼんやりと自転車で街を走らせていると、街に人がいない。あ、今日はGWか。

伊勢崎西部公園と広瀬川の対岸にある多目的広場。20230502tue322

10文字・5min

ChatGPTって何だ? 20230501mon

799文字・20min  久しぶりにコラム。  ChatGPTってよくわからずに、ネットで調べた。  僕らの問いをAIがネット上を検索してそれらを総合してぼくらに提供する。単純に考えれば、自動検索機能だ。  数学の世界で超難解な問いがある。この数式の問いにはすでに解答は存在する。だが、日本人が日本語でこの数学の問いをChatGPTに質問すると出鱈目な答えがでる。それはその数式は日本語の論文では存在しないためだ。すべて英語(あるいはその他の外国語)でChatGPTに質問す