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フラミンゴス・フライ

5分前の私が廊下を歩き回っているーー
伝令のない伝令兵の身なりで。
錆びた言葉を振り回す武士の前で、
首なしの詩人と刀で戯れながら、
私は飛んで、飛んで、飛び跳ねた。
スランプに陥った時、
私は飛んで、飛んで、飛び跳ねる。

卓上ランプを超えて、
街の上空を飛んでいくと、
図書館のフラミンゴが、
私の後を追ってくる。
ロバート・プラントのキーよりも高く、
2人は「夜間飛行」を続けるーー

私は書き続けた、
味わったことのない刺激を求めて。
ずっと書き続けてきた、
時には「馬鹿げた行為だ」としょげながら。

5分後の私がスツールに腰掛けるーー
ゾンビのバーテンを眺めながら。
彼から貝殻に閉じ込められた魂の物語を聞いた。
私の前世はスーパーマーケットのカエルで、
そいつは飛んで、飛んで、飛び跳ねたって。
スランプに陥った時、
私は飛んで、飛んで、飛び跳ねる。

卓上ランプを超えて、
宇宙まで飛んでいくと、
「プラネット・クイーン」が、
私の体に乗っかってきた。
「さぁ、地下世界のダンディーさん」
と、彼女は私を白い白鳥に変身させる。

私は書き続けるだろう、
味わったことのない刺激を求めて。
この先も書き続ける、
時には「馬鹿げた行為だ」と笑いながら。

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