あのね

24歳のすべて。 仕事、恋愛、生活に関するエッセイや感じることをつらつら書きます。 *…

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24歳のすべて。 仕事、恋愛、生活に関するエッセイや感じることをつらつら書きます。 **連載中のエッセイ…私の元彼がやばかった話、改め。

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  • わたしの元カレがやばかった話、改め

最近の記事

挑戦することの何が怖いのかということ

生きているのに、まだ若い自分なら、なんでもできるはずなのに、 挑戦することが怖い。 なぜ怖いか。その理由は、 挑戦した後の失敗を考えているからではなく、 今の環境を変えるのが怖いから、である。 社会人3年目、 社内で自分の地位をなんとなく確立して、 周りからもなんとか頼ってもらえるようになってきた。 ここに来るまでが、ずいぶん長かった。 多大なストレスに悩まされ、鬱の一歩手前まで経験した。 だからこそ、今の環境を投げ出して 新たなことに挑戦することが非常に怖い。

    • 4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 #03

      #4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 彼を振った理由は、マンネリ化に耐えられなくなり、彼の嫌なところが強く見えるようになったからである。 今思うとただそれだけのことであんなに大切だった人を逃してしまうなんて、と思うが、当時の私には私なりに思うことがたくさんあったのだろう。 やると言ったことをやらない、 時間を守らず遅刻する、 単位を落とす、追試を忘れる、 私にはだんだん彼の穏やかさ、いや、ルーズさが許せなくなっていった。 最後のダメ押しは、 私が彼に買って

      • 4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 #02

        #4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 君と出会ったとき、 私は、若干大学2年にして、もう恋愛に疲れていたときだった。 だから君とは、付き合うつもりは全くなかった。 ただ、ある日二人で、家でゲームをして遊んでいたら、キスされて、 変に頭の硬い私は、関係性のないキスを受け入れるのが嫌だったから、 「付き合うってこと?」と聞いたら、 彼は、うん、と答えた。 恋愛の始まりは、案外こういう方がうまくいくのかもしれない。 私は、付き合いたての一瞬こそ後悔したものの、ど

        • 4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 #01

          #4年経った今でも忘れられない人と付き合った話 君のことを書こうとすると、 すごく懐かしくなり、感傷的になり、後悔し、思いとどまり、 その繰り返しである。 でも、もう、いい加減、忘れようと思って、 これを書き始めている。 今の私が、自信をもって、 付き合った人としてカウントできるのは君だけだ。 君と過ごした1年半、ほぼ毎日一緒にいたあの時間は、 たぶん愛だった。 もう少し自分があの時未熟じゃなかったら ずっとすぐそばにあって気づかなかった大切なものをきちんと大切にし

        挑戦することの何が怖いのかということ

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        • わたしの元カレがやばかった話、改め
          11本

        記事

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #04

          #めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 ◇03の続き 先輩と付き合っていた時、わがままや自分の気持ちを言って嫌われることが怖かったから、何も言えなかった。 本当は暇さえあれば会いたいし、自分の時間なんて全部あなたに捧げるし、 でも重たいと思われたくないし、 う~んでも会いたい!って思って、 「会いたい」とLINEを送ってからひどく後悔する。 会いたいと言ってばかりじゃ冷められるのかなとひどく不安になったり。 要は、この時はメンヘラだった。部活の同期に、「お前みたい

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #04

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #03

          #めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 ◇02の続き 前回の記事で計算すればわかると思うが、 彼と付き合っていたのは一ヶ月ちょっとくらいだった。 告白してきたのも冷めたのもあっちだ。 先輩から別れ話をされたとき、 つい一週間前にあげた3万のプレゼント返せって思った(当時の1か月のバイト代の30%くらいだったから相当痛手だったと思う)。 一年後くらいに、先輩まだあの時のプレゼント使ってるよって部活の同期に教えてもらったときに現ナマで3万返せって思った。 渡したと

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #03

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #02

          #めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 ◇01の続き 少し話は変わるが、この世にはマジで「手に入れたとたん興味をなくす」人種の男が存在している。彼なんて特に、変人ばかりの軽音部の部長で、王道なものより変わったものが好きな人たちの集団の代表格で、ちょっと人よりも刺激が必要なタイプだったみたいだ。 彼は、私と付き合って2週間くらいで私に興味をなくしていた。 それまでは1日10通くらいしていたLINEのやりとりが1日1通に減ったからさすがに分かった。 「所詮これくら

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #02

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #01

          #めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 大学2年生の頃に付き合った彼の話だ。 顔が良くてギターが弾けてエモく歌が歌える人気者の軽音楽部の部長だった。 今振り返るとそんなにカッコよくないし、全然タイプじゃない、けれど、すごくかっこよく見えたし、みんなに慕われている部長だったから、サッカー部のキャプテンに恋をする小学生の女の子みたいに、彼を好きになった。 出会いというか、接近のきっかけは、私が大学2年生になってから、大学周辺に一人暮らしを始めたことだ。彼と、彼の

          めちゃくちゃあこがれの部活の先輩と付き合った話 #01

          掴めないアホと4か月付き合った話 #03

          #掴めないアホと4か月付き合った話 ◇02からの続き 私と彼は4か月だった。終わりはわかりやすかった。優しかった彼がわかりやすく冷たくなったから、自然と別れの準備はできた。 彼は元カノが8人いるので、それぞれのスパンも短かった。最長半年、最短一週間だった。そう考えると4か月、長いほうだった。 私は数多くの元カノの中で一番思い出に残ってほしかった。今までのどの別れの時もそう思ってきた。私は最後までいい女でいたいと思って格好つける。 だから、別れ際サッと引くのがいい女で一番記憶

          掴めないアホと4か月付き合った話 #03

          掴めないアホと4か月付き合った話 #02

          #掴めないアホと4か月付き合った話 ◇01からのつづき 彼は別れるとき、決まって次に付き合える女の子がいた。 彼の次を確保するための常とう手段は、目当ての女の子に、「彼女とうまくいっていないんだよね」という相談をすることだった。 付き合う前、そんな話を初めて周りから聞いた、その日の夜、ちょうどLINEの着信が鳴った。通知内容「彼女と別れた。会えない?」もう私は手遅れだった。乗り換えでもなんでも、付き合えるならいいと、近くない公園まで走った。彼は、自分が振ったくせに泣いていた

          掴めないアホと4か月付き合った話 #02

          雑記*生き続けたい理由

          私が生き続けたい理由は、やりたいことが人生にたくさんあって、そのやりたいことで大成したいから。 死ぬときに、「あーこうしてればよかった、あれやってない」って思う自分が今はまだ容易に鮮明に想像できる。(そのときは100歳になっていて、やりたいことなんてもうないかもしれないけど)てことはわたしはまだ満足いくほどなにもやれていない。 自分が死ぬ時がいつかはわからなくて、それはすごく怖いことのように思える。だからこそ、その怖さが背中を押してくれる。今やりたいことは今やるしかないと

          雑記*生き続けたい理由

          掴めないアホと4か月付き合った話 #01

          #掴めないアホと4か月付き合った話 高校2年で出会った君は私の初めての彼氏になった。 彼のことを一言で表すと、「掴めないアホ」だった。 やっと掴んだ、と思うと、たちまち形を変えた彼は、私の手の隙間から知らないうちにするっと逃げていく。それを無自覚にやってのける、彼はそんな感じで生きていた。 それを魅力的だと思う女の子は多かった。私含め。だから彼は、若干高校2年生にして元カノが8人もいた。しかも全員お互いが知り合い。気まずいったらありゃしない。彼は最終的には、同じ高校で私を

          掴めないアホと4か月付き合った話 #01

          私の元カレがやばかった話、改め。

          インスタグラムに投稿される「イラストエッセイ」や「エッセイ漫画」を読むのが好きだ。 過去に自分が体験した出来事を数枚、数十枚の漫画にして投稿する。大体が連載物だから続きが気になって読者がつく。いいねがつく。 人気なイラストエッセイのテーマは大体「私の元カレがやばかった話」。 私もエッセイを書いてみたくなった。 イラストでもよかったけど、画力も構図のレパートリーも少なく右向きの女の子しか描けない私は、文章で勝負しようと思ってパソコンを開いた。 テーマは、「私の元カレがやばか

          私の元カレがやばかった話、改め。