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人のふり見て我をふり返った方がいい

これは私の経験に基づく私見ですので、きちんと検証をしたものでない内容である事をご理解いただけますようお願いします


学生時代のアルバイトから始まって、経験した仕事のほとんどが接客業に携わってきた私

如何に人間観察してそれに対して仕事の結果に繋げるか?を問われるから、すっかり俯瞰して見るようになった

自分だったらこう思う、が他人には通用しない

同じ言葉とっても、人によって捉え方や発する意味合いが違う

しかも人は感情によって同じ事柄の捉え方、感じ方、表現の仕方が変化する

だからその都度、その状況での「本当の意味は何か?」を考え対応するしかない

接客業においてクレーマーは付き物

出来れば関わりたくない存在だけれど、視点を変えると違って見える

言いがかりのようなクレーマーの場合もあるけれど、大概クレームの内容は自分の希望や願望を訴えている

ようは期待を裏切られたと感じているから

お客様の要望にきちんと向き合うと、こちらが改善するチャンスとなる

だから「クレーマーは最大の顧客」と捉えると感謝する気持ちにすらなる

声だけで接するコールセンターでの接客は、言葉のチョイスや抑揚まで気遣う必要がある

何故なら、同じ言葉でもお客様によって捉え方が違うから、真意を伝えるのが対面より難しい

自営業の時、店舗で働いてくれるスタッフの採用と教育をしていた

抱えている店舗にスタッフがいないと成り立たない業種だったから、こちらも必死

如何に名もなき会社で悪条件でもきちんとやってくれるか?

面接や現場での数々の体験(かなり辛く困難な事もいっぱい)をして、自分なりの審美眼を得たと自負している

こんな経験をして、教訓になっている事

人は自分目線で他人を評価する


卑屈な人は他人を卑屈に捉える

意地の悪い人はどんな善意でも他人に意地悪されたと捉える

悪口を言う人は、誰もが自分の悪口を言うと捉える

その逆も然り

ポジティブに物事を考える人は、周りを善人と捉える

優しい人は、他人の優しさに感謝する事が出来る


「人のふり見て我がふり直せ」という諺がある

人には想像力がある

それが人間の脳が発展していると言われる所以の一つだろう

その想像力は、経験に基づいている


だから他人に対しての直感的な評価は、まさに自分を現している

そう思うと

自分が他人に対してどう感じるか?で、自分に目を向けて考えてみた方がいい

直す直さないは、自分次第

そうやって他人を見ると、例え自分に向けられた厳しい言葉や理不尽な態度も

それはその人自身を如実に表現している事だと

可笑しく感じる余裕さえ生まれる



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