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生きてんの疲れたな

別に死ぬわけじゃないけど。
私に死ぬ勇気なんてない。

今までに軽いのから重いのまで自殺未遂は両手じゃ数えきれないくらい繰り返してきた。
本気で死にたい本人だけどここまでくると死ぬ死ぬ詐欺だ。

首吊って意識失って警察から親に連絡が行っても
母には
「またやってるのか。いい加減死ね」
と言い放たれるそんな始末だ。

初めての自殺未遂は13歳の時だった。
糖尿病の父親の薬をくすねて低血糖になって死ねるようにありったけの錠剤をゴッソリ飲んだ。
だけどすぐに父親に見つかって救急車で運ばれて胃洗浄にICUに数日入院してありとあらゆるところに管やチューブを刺され、痛くて苦しい治療されて懲りた私は同じ方法で死ぬのはやめようと決めた。

さて、次はどうやって確実死んでやろうかと子供の私は毎日のように考えた。
湯船で手首をカミソリで切って死のうとしたり、睡眠薬を大量に飲んでビニール袋を頭からかぶって死のうとしたりしたこともある。

だけど、毎回のように結局ヒヨって深く切れずにただ血が流れた手首をバスタオルで押さえて何事もなかったようにお風呂から出て虚しく泣くことになったし、
ビニール袋の中で無様にスーハースーハー呼吸を求めてもがくだけもがいたあと限界を迎えて爪で袋を破くときの虚しさは言葉では表現できないほどだった。

私は死ねない。

18歳になる真冬の雪の降る寒い夜、大酒を飲んで酩酊状態で雪に埋もれて寝て死のうとしたこともある。
その時は通行人に通報されて救急隊員が駆けつけてきてくれて助かったが低体温症であと少しで死ぬところだったらしいが、いつも私は生き残る。

あとはなんだ。
色々やりすぎて記憶にもないものも多いが、一回22歳の頃に本当にかなり"いい線"までいったことはあった。
一人暮らしする自宅のクローゼット内のパイプにお気に入りのスカーフを引っ掛けて首を吊ったとき。
その時私はキャバ嬢でその日はシャンパンもよく空いて機嫌良い日だったからなぜ自殺しようと思ったのか分からないが酔っ払っていたのは確かだ。
気付いたら私は部屋で仰向けで寝ていて私の顔を数人の警察官が心配そうに覗いていた。
私はマネージャーと一緒に宅飲みをする予定でマネージャーがコンビニに買い出しをしに行って帰ってきたらクローゼットの中で首をつって気絶してたらしい。

ちなみにその時私はインスタライブで配信していたらしい。どこまでかまってちゃんなのか。

私は死ねない。
去年までは最低でも月1回はドアノブで首吊りに精を出した。だけど毎度もがき苦しむだけで死ねないのだ。
だからもう挑戦することもやめた。
生きることを決めたわけじゃない。
ただ死ねないだけなのだ。

電車の走る線路に飛び込む勇気もないし、高いビルから飛び降りる気なんてさらさら無い。
本気で死にたい人はどうやってでも死ぬらしい。

それは本当か?
私は本当は生きたいのか否か。
答えは否だ。

こんな毎日を生きるのはクソだ。
何が楽しくて生きるのかわからない。
私には旦那も子供もいる。
だけど旦那とは毎日のように喧嘩しているしもう疲れた。

ああ、書くの疲れてきた
私は死にたい
だけど死ねないし死なないんだ
これからもずっと生きてくんだ

全部私が悪いのはわかってる。
頑張れないことも怒りのコントロール出来ないこともルールを破ってしまうことも私が悪い。
だからこそ自分をやめたい。
自分は変われない、変わる努力が出来ない。
変わるのは苦行の連続だ。

死ぬことはありません。
今まで散々自殺未遂を繰り返して失敗してきた。
もうドアノブにロープを括り付ける作業も、ロープがクビに食い込んで苦しむのももう飽き飽きだ。
死ぬのもめんどくさい。
死ぬことはない。

だけど生きるのももううんざりだ。
明日心臓がぴたりと動くのを止まっていることを祈って今日も眠りにつく。
もううんざりだ。
さっさとくたばれ。

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