初めて覚醒剤を使った日(2)
初めての売人は私に覚醒剤を売ってくれなかった
売らないで私の使う量を売人が決めて使わせることで私をコントロールしそばに置いておこうとしていたのだと思う
私は家に彼氏を残して売人の生活するホテルへ通い詰める日々を送ってた
彼氏にはお客さんと食事へ行くと嘘をついて外に出ていたけど、多分この頃には私が一睡もしないで元気なことや不自然な行動から勘付かれていたと思う
後ろめたさはあったけど何を差し置いても覚醒剤を使いたいという気持ちが日に日に大きくなって、友人との約束もすっぽかすよ