ラジオつき うつ体験 はじめて休職

こんにちは、やよいです。


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はじめて休職した時の体験談です。
15年前で覚えていない事もありますが、おおまかにまとめてみます♪

私はうつ病15年目の患者です。
途中の5年ほど寛解(ほぼ完治)していた時期がありますが、それから再発と再燃を繰り返して現在に至ります。

※うつ病といっても、きっかけや症状・治療法は患者さんによりそれぞれ異なりますので、私の体験としてお読みください。

休職までこと
不眠などの不調を感じながらも、仕事と家事をなんとかこなしていました。
2週間くらいして、次のような症状が出てきました。
・通勤途中の信号待ちの時に「ここどこだろう?」と一瞬わからなくなる事が増えた
・手の痺れが続く。
・判断力や記憶が著しく低下している。
「脳がおかしくなってる!」と思い、ネットでメンタルクリニックを探して受診しました。
思い当たることがあり、脳外科ではなくメンタルクリニックを受診しました。

メンタルクリニックは予約が埋まっていることが多く、すぐに予約とることは難しいです。
私は1週間後の診察となり、予備診察と簡単なテストのあとに先生の診察を受けました。
いろんなお話をして、うつ状態という事でした。
「うつ病は治るから大丈夫です。」と声をかけてもらえて心強かった事を覚えています。
休養が必要なため休職を勧められましたが、私は「担当業務を1人でしているため、迷惑かけるので会社を休めません!」と伝えて、その日は薬をもらい帰りました。

2回目はは1週間後の診察で、体調は悪く働き続けるのは無理だと感じていたので、休職する方向で診断書を書いてもらいました。

休職がはじめてで、とにかく不安でいっぱいでした。
・不調の原因(病気)がわかってほっとした。
・会社に話したらどんな反応が返ってくるのかという不安。
・この先体調がどうなっていくのか不安。
・迷惑をかけて申し訳ない。
などの思いを抱えて過ごしていました。

休職からの退職
職場は忙しい時期でしたが、なんとか伝えることができ、「すぐに明日から休んでください!」言ってくださいました。
会社としては、休職する社員の対応はそれなりに経験があるだろうけれど、休職がはじめてな私は本当にドキドキでした。
無事に許可を頂けて、ほっとした。

お休みがはじまり、家族がいる朝晩は今まで通り、ご飯の準備や家事をして、お昼はゆっくりしていたかな。
体調が悪く出かける事ができない時は、寝ていたと思います。
急に休むことになって、仕事の事が気になるし、先の不安もあり、最初の頃は本当の意味でなかなか休まらなかったです。
休職期間を延長して、結局3ヶ月お休みを頂きました。
主治医はまだ休んでもいいのではないかという雰囲気でしたが、早く仕事に戻りたい気持ちをくんで復職の診断書を書いてくださいました。
復帰をしても完全に治ったわけではないので、治療を続けながら仕事をしていました。


休職して知ったこと
・休職制度
仕事を休む代わりに、回復に努めるよう会社が設ける制度がある。 

・休職期間
勤続年数に応じて、会社内で休職期間の定めがある。

・傷病手当
加入している健康保険から傷病手当を受け取る事ができます。
休んだ日の分につき、給与の3分の2が給付されます。

・給与所得補償制度
民間の保険会社が病気や怪我で働けない人に対して、給与の一定の割合を給付金する制度。
近年、会社で加入するケースが増えているようです。


会社に休職制度がある場合は、すぐに退職をする前に一度休職して体調の回復と復帰を検討する事もひとつの選択肢だと思います。
復帰の時に、部署の変更など復帰後の環境について主治医と会社と一緒に検討してみるのも良いかもしれませんね。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたへの感謝と幸せを願って心を込めてハグ🤗






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