1日30分だけセルフ韓国語講座
안녕하세요、저는 아오이카라 입니다!
こんにちは、私はaoikaraです!
と、読めるように、少しだけ書けるようにもなった、aoikaraです。最近、1日30分ほど、Duolingoというアプリで韓国語を勉強している。
Duolingoは外国語を学習するための無料アプリで、私はもともと英語を勉強していた。ただ目的は特にない。英語で話せるようになりたいとか、海外の友達が欲しいとか、洋画を字幕や吹き替えではなく観てみたいとか、好きな洋書を原作で読みたいとか、ない。
でも、目的がないけど勉強してはいけない、なんてこともないだろう。目的はないけど、新しいことを学ぶのが楽しいから勉強する。それだけ。
無理がないよう、続けられるように1日に30分だけと時間を決めている。良い意味で日常との切り替えにもなる。別のアプリで英単語の学習をしてから(これも1日10個だけ)、Duolingoで英語の学習をしていた。
Duolingoの英語学習は、大きく8つのセクションに分かれていて、それぞれのセクションには25のユニットがあり、1つのユニットのテーマや学習内容に合わせて勉強していく。私はセクション3のユニット20で、まだまだ義務教育の復習といったところ。
前段の英語学習について長くなってしまった。では、なぜDuolingoで韓国語の学習も始めたのかというと、Duolingoの特性に理由がある。
Duolingoでは、ほかのユーザーと学習量を競う1週間ごとのリーグがある。学習して得られる経験値(XP)があって、多ければ多いほどリーグで上位になって、さらに上のリーグにレベルアップできる。より多くの経験値を得たい、レベルアップしたい、という思いも学習を続けるモチベーションになる。
とはいえ、私の学習時間は1日30分だけなので、1日で得られる経験値には限りがある。そこで、Duolingoのシステムを効率的に活用している。
Duolingoには1日3つのクエスト(目標)を達成すると一定時間(15分)だけ経験値が2倍になるというシステムもある。
また、ユニットがさらに細かく分けられたレッスンがあって、そのレッスンの中身も複数あって、1つのレッスンをクリアしても経験値が2倍になる。少しわかりにくいけど、「セクション > ユニット > レッスン」に分けられていて、 1つのレッスンも1回10問くらいの問題をやって、何回かクリアしたら1つのレッスンが完了して、次のレッスンに進めるというような感じ。
要するに、1日に2回、経験値が2倍になるチャンスがある(この記事を書いている今日、さらに3倍になるアップデートがされていた)ので、なるべく早めに経験値が2倍になるようにすることで、効率よく経験値が稼げる。
なので、私は1つのレッスンをクリアするギリギリで1日の学習を終えて、1日の最初にレッスンを達成することで、早めに経験値2倍モードにする。とはいえ、時間が足りずに、翌日すぐに経験値が2倍になるように準備しておけないことがある。
そこで、英語だけでなく別の学習にも取り組むことを考えた。例えば英語で経験値2倍モードの準備をしておいて、時間が余っていたらほかの学習をして、そちらも経験値2倍モードになるようにしておく。翌日、英語学習で経験値2倍モードの準備ができなくても、別の学習の経験値2倍モードを活用できる、という仕組み。
というわけで、別の学習として選ばれたのが韓国語だ。
やっと前段。いや、長いな。Duolingoには英語と韓国語以外にも学べる外国語がたくさんあるのに、なぜ韓国語?という理由は、K-POPが好きだから。もともとは韓国のアイドルオーディション番組にハマり、K-POPも好きになった。
韓国語は読めないし、書けないけど、相づちとか単語とかはなんとなくわかるかも、くらいの状態にはなった。
しかし、すでにK-POPが好きだった5、6年ほど前、日本旅行中の韓国の方に話しかけられる機会があったのだけど、マジで1mmもわからなくて、結局は翻訳アプリを使ったし、韓国語で伝わっているのかわからなくて英語で翻訳したんだよね。最後に伝えられた「감사합니다(カムサハムニダ)」=「ありがとうございます」だけはわかったけど、それに対して愛想笑いするだけでなんにも答えられなかった。
あ、韓国語、全然わかんないぞ。という現実。そりゃそうだ。私が知ってた韓国語って、オーディション番組でよく出てくる、
「네(ネ)」=「はい」
「저는(チョヌン)」=「私は」
「입니다(イムニダ)」=「~です」
とか。返事(しかも肯定だけ)と自己紹介しかできない。
そして、K-POPの歌詞によく出てくる、
「예쁘다(イェップダ)」=「きれい」
「우아하게(ウアハゲ)」=「優雅に」
「사랑해(サランヘ)」=「愛してる」
一目惚れして、自己紹介して、いきなり告白しちゃったみたいな距離感の単語しかない。そんでもって、
「괜찮아(ケンチャナ)」=「大丈夫」
「미안해요(ミアネヨ)」=「ごめんなさい」
絶対、避けられて「大丈夫、大丈夫」ってなだめたけど怒られて、「ごめんなさい」って謝ってんじゃん。というわけで、わかっているようで使うのが限られる言葉しか知らなかった。しかも、これ音はわかっていたけど文字は読めなかった。
とはいえ、今に至るまで韓国語を学ぶことはなかった。関心のある外国語といえば英語の次は韓国語かなと思って、何年か経った今ようやく始めてみた。
最初は子音と母音の文字とか発音、文字を使った単語とか、本当に基本的なことから学習して、“会話”ではなくて“言葉”を勉強するところから。少しずつ読めるようになってきて、“言葉”が“文章”になってきて、読めるところから意味もわかるようになってきた。
記号のように見えていたものが文字として認識できるようになり、言葉をひとつひとつつなげて、文章になって、読めるし、意味もわかるし、発音もできる。本当にちょこっとだけど、わかる。
ってなってから、新しい言語を知るのが面白くて、わくわくして、英語中心だったDuolingo学習が、韓国語中心の学習になった。
割と適当だった発音も「オ」が2つあるけど何が違うんだろう。同じ「お父さん」という意味がある「아빠(アッパ)」と「아버지(アボジ)」はどういう違いがあるんだろう。Duolingoだけではわからなかった部分は自分で調べるようにもなった。
たまにバスや電車で流れる韓国語の音声を聞いてみようとするけど、聞き取れない。韓国語で書いてある案内を見ても、そんなに読めない。でも、たまに「これ、삼겹살(サムギョプサル)って書いてある!」とか読める言葉に気づくこともあって楽しい。
あと文法が日本語と韓国語は同じだから、単語を覚えるとけっこう読めるし書けるし話せる、というのもいい。発音が難しいけど。とにかく楽しい。
ちなみに好きな韓国語は「빨리(ッパルリ)」。意味は「早く」。意味というより、発音が好き。「早く早く」とか「빨리빨리」で「パリパリ」していて語感がいい。
「一日一日」という意味のある「하루하루(ハルハル)」も好き。日本語だと音としてすごく長くなってしまうのに、短いし語感がいい。韓国語を学習する前から知っていた単語のひとつだけど、今改めて見ると「1つ」という意味の「하나(ハナ)」と、「日」という意味の「일(イル)」、を合わせた言葉だからなのかなとか。なんで「하나일」ではないんだろう。でも「1」も「일」って「日」と同じ字で、日付の「1日」は「일일」って書くのに、なんで「하루」って違う字になるんだろうとか、まだわからないこともある。
なんだか昔、勉強が楽しかったことを思い出した。わからなくて、調べて、どんどん「わかる!」が増えていく。でも「わからない」だらけになって、「何がわからないのかわからない」になってしまうと、楽しくなくなってしまうんだよな。
目的を作らない勉強というのは、“無理せず続けられる時間だけ“、「楽しい!」を糧にできるから、続けられるのかもしれない。
いつまで続くかわからないけど、無理せず、楽しいうちは続けます。それでは、안녕(アンニョン)=さようなら!(「こんにちは」も「안녕(アンニョン」なんだよね、韓国語面白い!)