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教科書完全習得を目指す授業スタイルを簡単にまとめてみた。

先生方も増えてきたので、一度私の授業スタイルをまとめます。

ぷちラウンドシステム

前提として、テストごとに期間を区切る、「ぷちラウンドシステム」を採用しています。テストが終わったら、次のテストまで何周も教科書を回しながら、教科書の完全習得を目指す。完全習得をどうさせるかについては、子どもたちの自由進度で。
テストが終わった最初の7回から8回ほどの授業で、知識の部分をガンガン伝えて、あとはパフォーマンステストを繰り返しながら、教科書を回して習熟していく。

英単語の習得について

1 テストが終わったら、最初に次のテストまでの範囲を全体で発音、書き取り
2 カフートを使って授業の最初に練習
3 クイズレットを使って、生徒たちの自由進度で練習を繰り返す(タイピング)ここはもう自由進度ですね。ちなみに、3年生までの単語を終わっている生徒が1割ほど。2年生後半の単語を練習している生徒が2割から3割。残りの生徒は教科書よりも進んでいるか、同じくらい。
4 頃合いを見て、単語テスト(ただし、テスト範囲全てを網羅したもの)。英語を日本語に変換するテストが終わったら、その逆。なので、単語テストは2種類のみ。ただし、160問ほどあります。もちろん、できるまで繰り返します。

教科書の内容理解について


1 単語を一斉に練習し終えたら、教科書の内容理解。ざっくりとリスニングで何が書かれているか聞き取り、1ユニット1時間で終えちゃう。だから、大体2時間から3時間ほどで終わる
2 それが終わったら、文法の説明。テスト範囲のものをざ〜っとやっちゃいます。
3 そのあと本文を分析。生徒にやらせる時も、私が全体指導でやる時もあります。ここまでで教科書、3周くらいしているかも?・音読
1 「すらすら音読」という名前で制限時間を決めて音読。生徒たちは私のところに来て、読みます。できるまでやる。
2 すらすら音読が終わったら、穴埋め音読。これも時間制限あり。
3 これが終わったら、穴埋め音読の穴を増やしたものをやる。私のところに来て、もちろんできるまでやる。

暗唱について


音読と並行して、暗唱も行う。スカイメニューに提出箱を作って、暗唱している動画をアップ(生徒間では見れない仕組みにしています)

アウトプット活動について


これは文法によりけり。Padletを使う時もあれば、私のところに言いにくるような発表、やりとりのようなものも。それを組み合わせるような課題もある。ざっとこんなところです。これらを全てエクセルにして、生徒たちの進捗状況を一目でわかるようにしています。

パフォーマンステストについて

これらの活動(音読とか暗唱とかアウトプット活動とか)に加えて、学年公式のパフォーマンステストが加わります。授業内の「アウトプット活動」(上記)は、公式のパフォーマンステストの練習というかトレーニングという位位置づけかも。

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