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HSS型HSPの孤独

昨日、ウトウトしながらtwitterを流し見ていたらこんな投稿が目に入り、首モゲ納得した。

色んな人の人生の転機のキッカケを作り、恩人のような存在になっても、気がつけば煙のようにいなくなり消えてしまう。

この一文にいろんな思いがこみ上げてきた。

今日はそんなHSS型HSPの孤独について書いていきたいと思う。
ややネガティブな内容となるので読みたくない人はここで終わりにしておいてほしい。

癒しはしないが転機は作ってるらしい

上のツイートに添付された動画のように、誰かの闇や孤独を「吸ってあげている」という感覚は正直無い。
むしろあの動画の主人公の自己犠牲っぷりにはちょっと嫌悪すら感じる。

しかし、私が何か人生の転機となるようなきっかけを(結果的に)与えたという人は意外と居る。

数年前のオーダーメイド小説しかり(今は受注した案件も亀の歩みなので新規は受け付けていません)、ビジネス然り。もっとさかのぼればSNSの発信でも言われることがよくあった。

恩人、とはまではいかなくてもキーマンにはなっている自覚はあるのだが、キーマンはあくまでキーマンなだけで、伴走者にはなり得ないことが分かった。これはできる人もいるのだろうが、私の場合無理らしい。

その「私の場合無理」というのを、HSS型HSPのこととして呟いてくれたこのtweetによって気づかされた。このtweetもまたキーマンという存在なのかもしれない。

消えてしまうと思われる2つの理由

妖怪人間ベムにたとえられているが、きっとベムたちは「自分らどうせ妖怪やし人間とは相容れないしな」と身を引いているんだと思う。
しかしそれだけではないHSS型HSPならではの理由を2つ挙げたいと思う。

そもそも先に走っていってしまう

先ほども「転機となるきっかけを与えた」という話があったが、転機を迎えた人は間違いなくその道を突っ走っていく。

それはもう「違う世界」であって、こちらサイドとしては一緒についていくことができないくらい速い。

よく「消えてしまう」と言われるが、消えているのではなく相手方が走っているから視界から消えただけなのだと推測する。

消えたい衝動は少なからず存在する

昔から定期的にある感情で、去年一度向き合ったこともある感情ではあるのだけれど、やはりHSS型HSPは消えてしまいたいと思う衝動は起こるらしい。

ただ、去年と違うのはそれが決してネガティブな感情ではないことが分かったという点。

それはHSS型HSPの特性である「飽き」だったり「不自由さからの脱却」だったりする。
つまり、「こんな私なんて」とか「どうせ私は」という自分責め由来の「消えたい」ではないということだ。

外側からは違った姿に映ってる

一方で、そこまで密に関わっていない人たちからは、私は「大活躍しているキラキラした人」「お金持ち」「才能ある人」等と見えるらしい。
おそらく彼らとはしょっちゅう会っているわけではなくメッセージのやりとりもそんなにないので、SNSの発信だけを見てそう思っているんだと思う。

だとしたら、SNSというのは別の人格を作り出すすごいツールである。

作り出した人格と実際の人格のどちらが本物なのか、とか、どちらで生きていくことが正解なのか、という話はここでは一旦置いておくが
つまり言いたいのは「あなたがたが思っている以上に孤独なものだよ」ということ。

転機のきっかけを与えた人は先に走っていき、まだそれに至ってない人からは「キラキラしてるね、羨ましい、才能があるから私とは違うよ」と言われ距離が開いたままなのだから。

孤独の行先とまとめ

寂しいからといってスナフキンはムーミン谷に永住はしない。
恩人になるほどのご縁ができたからといってベムたちは人間世界に定住はしない(原作詳しくないのでごめん)。

でもスナフキンやベムが自己否定の塊であるだろうか。
彼らはそれがアイデンティティであり、好きで選んだ生き方である。

だからといって、孤独を感じていないわけではないし、羨ましいと思う人たちが想像しているような生き方と完全一致とも言えないのである。

私も自分の気持ちや衝動が特性からくるものなのだと知って少し安心した。

ちなみに先日、久しぶりにHSP診断(正しくはHSC尺度診断)をしたところ
平均86.68点(女性は89.15点)(最大133点)のところ
103点でした(笑)

診断の質問内容や詳しい解説はこちらにあります


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