作家志望 小説、詩、エッセイ

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君がいるから 悲しさを知ったよ 夢の中でも 君を探す切なさ  届かないのに 揺るぎない想い あの日の僕らが最高に幸せだった サバサバして未練なんてないはず そんな自分が壊れて見えた本当の姿 格好悪くて女々しくてダサい でも求めてしまうからしょうがない なんて 山に影る夕日と 君の涙を見た 握る手に力を込めるから 愛しかった 君がいるから 苦しさを知ったよ どうしようもなく 張り裂けそうな痛み 壊れないからずっと続く 痛みと想い あの日 君と笑い合えたことが 幸せだっ

    • 仮題 「空と」1

      〜第一章〜 奥へ、奥へと入ってくる。 空に、甘い口付けを重ねながら、ゆっくりと、官能的に男が迫ってくる。 軽い痛みと共に、快感の波が空の全身に広がっていく。 空は、恍惚とした表情が浮かび更に思考がバラ色に染まった。 奥深くに到達した男のそれが、脈打つのを感じ 甘く重ねた唇の力が抜けていった。 少しづつ男が動く度に空は吐息を漏らし 興奮で体温が上がり、密着している部分の神経が敏感になっていく。 男が額に浮かんだ空の汗を優しく舐めとると 少しづつ男は動きを大きくした。 敏