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「その情報で取引するのか?ソーシャルメディアの情報で動く相場」【週次分析】2024年1月第2週 日経平均株価・日経平均VI・S&P 500・VIX

1月第2週の日経平均株価はSQ週らしく大幅に上昇し、前週比+6.59%で終えました。日経平均先物は現物とほぼ同じ35,540円で引けました。

今週は象徴的な出来事がありました。

まず1つ目は、米国証券取引委員会(SEC)のX(旧Twitter)アカウントが不正アクセスされ、ビットコインの現物ETFを承認したとの偽情報が投稿されました。これによりビットコインの価格が乱高下しました。

もう1つは、海外のアナリストやトレーダーが次々と日本株について有望とコメントしたことで、日本株は価格水準に関係なく上昇する相場展開となりました。SQ週が重なったことも少なからず影響したでしょう。

どちらも短絡的で投機的な姿が想起されます。

株価が上昇することは喜ばしいことですが、今回のような通常とは異なる上昇においても、日本の証券業界では異常さを指摘する発言よりも更なる上昇の可能性に言及する発言の方が多く聞こえてきます。
投資家の立場に立ち続けた山崎元さんの偉大さを感じます。

それでは今週も分析していきましょう。


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