見出し画像

花火

   花火


     花火


「好きな所で草を食べ、
好きな所で

みんな一日一日を過ごしていますので、
誰の場所というのはありません。

どうぞ気に入った所を見つけて、
お使いください」と牛たちは、森や村、

海の方から来た動物たちを、
もてなしていました。

一つ目の花火が上がる頃までには、
みんな色取り取りの布を広げて、

立ったままだったり、
座ったりしながら待ちました。

僕は花火が上がるまで、
「事なかれ主義ですね」

と言われたことについて、
何故それではいけないのだろうと、

少し深く考えていました。
あんまり考えすぎていると、

今夜を楽しめなくなるので、僕は、
上手く行くだろう

と思うようにしました。

良い文章を作れるように、 作るために、 大切に使わせて頂きたいと思います。