見出し画像

エスター・ファーストキルをみた話(ネタバレ注意)

ネタバレ注意って書いてあるのでもう何書いても大丈夫です
うっかりネタバレしちゃうのは控えたいのですよ

といっても今回は前作の前の話ということで結末が決まっているんですよ。
ということで始まったのが精神病院のシーンから
エスターというのは偽名ということがわかります。

今回も人の善意を含めすべて自分の為に利用していくエスター、胸糞がすぎてどきどきしながら見ていました。
後々思い出してみると、色々ツッコミたい部分はありましたが、(がばがば警備や発狂すると手を付けられない人を野放し等)
当時は全く気にしないでどきどきしながら見ていました。

精神病院から脱走するまでに3人殺し、行方不明の女の子と似ている女の子を探しすり替わります。その女の子がエスターだったわけです。
ロシア女に誘拐され娘にされていたという設定で家族の元へ

事件のショックで記憶が曖昧という理由で潜り込みましたが流石にばれるでしょ・・・と思いましたが全然家族は気にしない。(まあ久しぶりだし家族だしそんなものか)
前作も登場人物が鈍感だったこともあり、今作もそんな感じかーと気にしませんでした、ですが登場する優秀な刑事(死にます)
怪しまれたことで一度逃走するエスターでしたが父親がアトリエで作業している事に気づき、少し思い悩んだあと家に戻ります。
精神病院でも父親が戦場にいくのを悲しむ女の子の映画を見ていましたが、父親として接してくれるのが嬉しかったのか欲しかったのか。
あまりにも欲しすぎて愛に変わってしまうのかなあ…

ところで意外だったのはエスターの処刑対象です。
前作では鳩をあっさり殺し残虐さを出していましたが(天国とか信じてないでしょ…)
今作でてくるねずみとは仲良しさんでした。
ちょこちょこ話かけるし、ごはんもあげる。何かあればどうしたの?と声をかけて近寄る等。まるで普通の女の子の様でした。
死んだあとのネズミの使用方法についてはねずみの復讐をしたようにも見えます。うーん

話を戻し、優秀刑事の指紋採取によって正体がばれてしまったエスター。
もちろん殺しに行きます。(即実行優秀)
そこに突然現れる母、刑事にとどめを刺す急展開です。
何を隠そうこの母、エスターが偽物であることに最初から気づいていたのです。なぜなら元エスターが死んでいることは当然知っていたから、つまりそういうことですね。
兄との兄弟喧嘩の最中にそういうことなってしまったのです。そんなことあるぅ?
「あんたが戻ったことで腑抜けになっていた主人が元に戻ったからエスターの役のままでいなさい」
という父親以外は全員犯罪者という奇妙な家族ごっこの始まりです
この母、根回しが非常に強い。
冷静で判断が速い、前作のエスターの詐欺師力はここで身に着けたんでしょうね…恐ろし…

エスターが最後まで敵わなかったのがこの母だけなきがします。最後も直接手を下したわけではなく体力勝負でしたし

というわけで主要人物の中で生き残ったのは精神科医だけでした。
他は全員死んだということで最高の作品でしたね。
一応前作で「わかっているだけで7人殺している」
ということですが今回死んだ人数7人に合わせてくるのが素晴らしいですねえ…何人か家族の父親殺してることになっているので全然違うとは思いますが。
エスターは結局何がしたいのか、今回も残念ながらわかりませんでした。
最初はお金→自由→父親→愛
という風に変わっていったのかなあという妄想はできますが愛が欲しいならどこかの父親に限定する必要ってなんぞやという謎ですし
子供扱いしない大人な男性・・・?うーんわかりません。

そんな感じでつらつら書き殴ったエスター・ファーストキルの感想でした
吹き替えが都心でしか放映されていないため字幕版しか見れないのが残念です。。。もっと、人気に、なれー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?