第19話 とにかく安心できない安村(その2)
第19話 とにかく安心できない安村(その2)
詳細はセフレマガジン第9話より。
ほぼ変態のくだらない話ꉂ🤣w𐤔
安村と私の関係性というものは気心の知れた友達プラスアルファ。ただし、お互いがイカレた変態同士なので、こいつらが近場に住んでいたらただのヤバい奴になっていたと思う。
コロナ真っ最中で、東京の方でも人手不足ということで結構偉くなった安村が定期的に召喚される。しかし、安村は仕事が出来るので名古屋支社でも「お前に行かれると困るから、早く帰ってきて♡」みたいなラブコールがあり、基本1泊しかしない。
なので、突然安村から「今東京なんだけど」と言われても困る。
出張の連絡は出来れば2週間くらい前に分かると有難い、と伝えたところ、律儀な彼はちゃんと連絡をくれた。そういえば、こいつは恋人でもないのにこっちがおやすみ、と言うと必ずおやすみと言ってくれる奴だ。変態だが本当にマナーがいい。(マナーのいい変態ってなんぞや)
そんで2回目!今度は美味しいご飯もある五反田で待ち合わせにした!
何故って?田町だと前回書いた通り、飯店は少ない(というかビジネス街だから早く閉まった)、そしてラブホがない※ここ重要!
「五反田って、田町に近いの?」
「あー、山手線に乗れば何駅かでつくよ」
私も函館から出てきた人間なので、はっきり言って東京の路線なんて把握していない。でもよく考えたら安村は名古屋の人間で、東京人じゃないことをすっかり忘れていた。
よく出張に来るから来れるだろう、的な感じで説明はなし。田舎だと路線なんて1箇所しか無かったりするけど、よく考えたら五反田って降り口がJRとりんかい線だっけ??忘れたけど、もうひとつ路線があって、出口がとんでもない所に出されたりする。
あー、やば。JRって言ったから大丈夫だよな?💦
多分、安村は私と違って頭がいいので、駅の改札抜けて目の前にあるNEWDAYSで待ってるね(2階)と言ったらわかった〜と言っていたので安心していた。
しかしやはり時間になっても来ない。こりゃあ迷子かな?と思い連絡すると下に降りたようで、初見の私と同じくどこから戻るのか困っていた。
そうなんだよ、五反田の降りるところ間違えると、4階?から一気にエスカレーターで1階にいけるけど、同じ乗り口に戻る方法は別ルート。しかも、あちこちと歩道橋で合体しているので、把握している人間には使いやすいかも知れないが、説明もド下手な私にはレベルが高い。
でも蒲田は田町(安村が泊まる場所)から結構遠いし、山手線で戻れる五反田がいいのかな、と思って私が蒲田ー五反田まで出張したわけだ。
「久しぶり〜」
「めちゃ迷った笑」
全然変わらない安村。知らない土地に降り立ったので、キョロキョロしている。
「ここ、ラブホ多いな」
初見のくせに鼻が効きすぎだろ。でもな、山手線で外をぼんやり見ていると東西南北どっちの方向にもあるんだ、そういうとこが。ビジネス街風味?なのに不思議と多い。逆に、ビジネス街だからこそ、そうやって欲望を発散させるんだろうか?
「何食べたい?」
「時間ないから、持ち込みして行く?」
いきなり持ち込みかいꉂ🤣w𐤔
まあいいんだけど、お腹すいていたのでとりあえず早めに食べられる大戸屋へ行った(個人的に大戸屋大好き♡)
久しぶりに互いの近況について話するが、安村は名古屋の方で忙しくなるので出張減る話をしていた。どのみちこの頃は確かコロナ第3波くらいだったし、単純に仕事の出来る替え玉として短期派遣されただけ。この波が落ち着いたら彼はまた名古屋に戻らないといけない(本職当たり前だけどそっちだし)
しんみり食べた所で移動。こっから恋人ごっこ開始笑
とりあえず手はお互い汗ばむので腕に抱きついてみる。
ちらっとこちらを見て、
「腕組むの好きなの?」
「うん!大好き(*´д`*)←素直な変態」
「おーそうかそうか、好きなだけ使え」
ありがとう安村。君は本当にいい奴だ!
私の萌えである腕に抱きつく、恋人つなぎ、あとは……以下略。
そして2人で飲み物買ってラブホ探し。時間帯的に安村はタイムリミット(田町に帰る)があるので、ここは長くても2時間くらいの休憩が限界。なので記憶を頼りにお風呂の綺麗な部屋まで凸った。
変態の思いは通じたのか、待ち時間もなく偶然空いてた!値段はどうでもいい。ちょっとこの日は安村にお願いがあったので、それもやってもらおうと思っての事だ。こちらが全額負担して当たり前じゃないか!
男らしく部屋に入り、とりあえず汗ばんだ服を脱ぐ。
何故か知らないが、私はこの日、安村とどういうエッチをしたのか全く覚えていない!!!
他の人は良かれ悪かれ覚えているのだが、私の記憶はここに入り、当時遊んでいた出会い系アプリで乳フェチのおっさん達から小銭をいただくべく、綺麗な乳をアップしたい!と安村にお願いして確か騎乗位とか色々な乳だけ撮影してもらったことは覚えている。
しかも、繋がったまま←コラ
それは覚えているんだけど、本当に本当にお風呂でどうだったか、とか記憶がない。
かと言って薬を盛られたわけではなく、ちゃんと記録も残っている(LINEに)
タバコは吸わない人だから多分、キスとか嫌では無かったけど、バックの反応が云々言われていたので、ワクワクし過ぎてトランスしていたのかも?
お風呂の記憶がないのが痛い。多分、恋人ごっこでは甘くしてやるぞ、とか言ってたので、私にどうしてほしい?とか聞いてたのかな。思い出すと爆笑しかないけど。
安村はイケメン属性ではない。普通の普通〜のお兄ちゃん。これで身長があと6センチあれば、確実に萌えてた。
私の判断基準は身長なんだ。。。
安村に萌えを感じたことは、実はまだ無い。
ただ、彼の人間性はめちゃ好き!!!私が欲しい時に回答を出してくれる。
LINEも「ん〜まあ、なんとかだろうけど……」と俺的な考えはこうだよ、と提示してくれるところが好き♡
「あくまで俺の意見ね笑」と必ず補足するところも好き♡
まあ、エロに関してはどうだか分からない。何故彼のエッチだけ記憶が落ちてるんだろう?魔法か?
ただ、あの時私だけケラケラ笑ってとんでもなく萎える話もしたのに、彼は普通に最後までしたことだけは覚えている。
「こんなに笑いながらやるの初めてだわwww」
「俺もだよ、なんでやってる時に他人の話聞かされてんだwww」
と言った事だけは覚えている。何故安村の時に違う男のエロの話をしたのか、多分あちらに「前の男はどうだった?」的な話があったからなのかも知れないけど、この違う男の話をした流れに至ったことを全く覚えていないのは本当に申し訳ない……ごめんよ安村🙇♀️
彼が撮影した写真で前のアプリやってた頃、サクラ女子に妬まれつつも固定のおっさんからお金貰えてました。とは言え、所詮メール課金制度のようなものなので、1枚単価50円とか(1回閲覧で)のレベルだったけど。
そんな安村とはまだお友達として長く付き合っている。歩くR指定の2人が並ぶとカオスにしかならないと思ったが、彼は外では常識人(私もだけど)なんで、結構無害だった笑
→また続く
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