見出し画像

闘鷲降臨~細部に宿る神を追って(23-24Game25-26) #FE名古屋

リソース不足は仕方ない。でも、目の前の相手の振る舞いに学ぶべきことがあった、そんな2試合。


Game1 FE名古屋 61–71 秋田

Summery

  • 前節川崎相手に星を分けたFE名古屋。今節は何と相馬ルークに加えてヘンリー、HCの川辺さん、通訳の竹内さんが体調不良でエントリーなしという究極のスクランブルに。代わりに松藤アソシエイトコーチが指揮をとる

  • 一方の秋田はライスナー加入から好調。上げ潮に乗ってチャンピオンシップ争いに参戦したい、そういう立ち位置

  • 外国籍2人という状況からも歴然。苦しいながらなんとか強度を保とうとするFE名古屋。前半はJJが20分出場でなんとかつなぎとめて4点リードで折り返し

  • が、さすがにそんな状態で強度の高さを旨とする秋田に対抗しきれるはずもなく。3Qに逆転を許すと、その後は得点を取ることもままならずに押し切られる結果となった

  • 秋田は熊谷とライスナーがひとつもTOVを犯さないという素晴らしい出来。ボールマンにミスをさせることで優位を得たいFEとしては苦しい結果に

Rating

6 根來 -
前節の出来を考えたらもっと使っても良かったと思うのだが
8 佐土原 5.5
古川に負けてなかったのは素晴らしいが
10 杉本 5.5
外の警戒が厳しいところで裏や中間距離で攻撃できるところは見せた
13 中村 5.5
前半の良さが継続できれば、だけれど
15 川嶋 5.5
さすがの4スティール
16 満尾 5.5
あのカウンタードライブの積極性をいつも見せてほしい
21 笹山 5.5
攻撃での安定性がチームの安定性に寄与
22 JJ 5.5
さすがに40分出場はかわいそうだった
24 鍵冨 -
コート上でできることが少なすぎて
54 オマラ 6.0
よくがんばりました
HC 5.0
リソース不足なのは仕方ないけど、勝ちに行くにしてももう少し使い方はあったと思う

PotG ライスナー 6.5
流石の存在感

Game2 FE名古屋 47–77 秋田

Summery

  • エナジーは20分もたせるのが精一杯でした

Rating

6 根來 -
川崎くらいの相手の強度じゃないとしんどいという判断なのかしらね
8 佐土原 5.5 
あとは決めるだけ、というプレーが多かったね
10 杉本 5.5
こういう展開では「点を積んでくれる」だけど満点あげたい
13 中村 5.0
守備はともかく攻撃で細かい判断ミスが結果的にチームの攻撃失敗につながっているのが厳しい
15 川嶋 5.5
この流れで自分の仕事ができること自体流石
16 満尾 5.0
秋田の若手との差は歴然
21 笹山 5.5
良いとこも悪いとこも出てたね
22 JJ 5.0
エナジー切れ
24 鍵冨 -
このメンバーでこの出番、が現在地
54 オマラ 5.0
エナジー切れ
HC 5.0
80分戦えるリソースでないことは初めから分かっていたはずなので

PotG ザック 6.5
オマラに完勝

Impression

  • 川辺HC、竹内通訳、ヘンリーと体調不良で離脱なので、まあ感染症系のアレだったんでしょう。来週はお願いしますね

  • こういう時にチームがとるべき道はふたつあって、残った外国籍を使い倒すか覚悟を決めて日本人ビッグマンを活用して外国籍を最低限休ませるか。前者を選んだ場合、勝利が得られなければ「何の成果も得られませんでした!!!(画像略)」なんだけど、実際にそうなった

  • まあ、賭けに負けたということなので、負けた分は次週以降取り返しましょうね

  • 一方、秋田については以前の「単にファウルかどうかの境界線を引くのが下手な、粗い守備」の印象からずいぶん洗練された強度の守備をするようになったな、と感じた

  • 特に見習ってほしいのは守備時のブロックアウトの姿勢。FE名古屋の今季はオマラ中心にオフェンスリバウンドが増えてセカンドチャンスポイントが格段に増加しているのが大きいけど、特に2試合目はそれを完全に封じ込んでいた

  • やはり守備はリバウンドを取り切るまでが守備なのだと改めて。そういう細部に神が宿る

  • また、1試合目みたいに接戦になっても10人が10分以上出場できる、その出場時間で赤穂などの若手が果敢にプレーする、というところが素晴らしいと感じた。年明けはあそこからうちの若手も何かを感じてほしい

年末のご挨拶

本年も幣noteをお読みいただきありがとうございました。前半は個人的には大変しんどい一年だったのですが、後半はだいぶ持ち直してきたと思います。FE名古屋も目標に向けて茨の道が続いてはいますが、成長が見えて嬉しい一年でもありました。来年もさらなる成長に向けて

「I」ntensity
「C」ommunication
「E」xecute
in our Veins!

を合言葉に、「今しか見られないFE名古屋のバスケを楽しんで」いきましょう。それでは、よいお年を!

Photo by ばんばん

(´-`).。oO(杉本、こういう裏抜けやカッティング増えて良くなったよね)

この記事が参加している募集

サポートいただくと、現地レポートの割合が増えます。何卒。