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じゃんけん

 荷物持ちじゃんけん、校庭で遊んだボール片付けじゃんけん、ジュースおごりじゃんけん、残ったお菓子争奪じゃんけん大会、いろいろなじゃんけんを皆さんもしたことがあると思います。今回はそんなじゃんけんにまつわるお話です。

 私も幾度となくじゃんけんをしてきました。勝率なんて考えてませんが、たぶん五分五分くらいじゃないかと思います。

 これから先に皆さんに読んでいただく内容は、またしてもぶっとんだ内容です。頭を柔らかくして、またおかしなことを言ってるぞくらいで大丈夫です。

 実は、じゃんけんに必ず勝てる、時があるんです。100%じゃありません。勝ちたい時に勝てるわけではありません。ただごくまれに、じゃんけんをしていると、「最初はグー、じゃんけん、ほい!」の「ほい!」の直前にあ、これ出すかもってわかる瞬間があるんです。なぜかはわかりません。勝ちたい時になんででないのーと思う時もあります。相手のパターンとか傾向ではなくて、直感的にそう感じる時があるのです。

 ただそれだけ、で済めば良いのですが、それだけじゃ済まないから少し困っていました。では何がわかるのか、それは相手の思考です。

 これも絶対じゃありません。じゃあ今考えてること当ててみてよって言われても当てることはできません。これは私が友達と話している時によく起きます。相手と話している内容は初めて話す内容なのに、なぜか次私が言ったことに対してこう言ってくる気がするというのが頭の中をよぎるのです。デジャブはみている景色ごと感じるのですが、そうではありません。感覚は似ていますが、ちょっと違う感じがします。そういう感覚のせいで、人と話すのが嫌いな時期がありました。こう言い返してくるという直感とともに、自分が相手にどう思われているのか、わかってしまうからです。先日のオーラの話とも少し被りますね。

 人と話すことで自分がどう思われているか気づいてしまうせいで、人とうまくコミュニケーションが取れなくなった私は、1人でいることを好みました。学校でもグループに属すことはありませんでした。それでも私に好意を示してくれる人はいて、高校生卒業までには心の底から友達と呼べる人は数人いてくれました。中にはなんとなく話しかけてきたり、ちょっかいかけたくて話しかけてきたりする人もいましたが、それは全てわかるので、相手にすることはありませんでした。

 オーラの話の時から感じてくれている方もいるかもしれませんが、私はどうやら人から何かを感じ取ることに長けているようです。大学生の頃くらいにそれに気づいた私は、それを生かして今活動しています。主に子どもたちの精神状態の支援です。私だからこそ聞いてあげられること、私だから共感できること、私だから察してあげられること。未来が明るい子どもたちにこそ私ができることをしたいと思い活動しています。その話はまたいつか、できればいいなと思います。

では、また。

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