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「主役は天才」でも漫画によって違う

純文学の才能を持った女子高生が主役のマンガを読みました。

1~3巻まで一気に読んでしまいました。
noteは小説を書くのが好きな方が多いので、きっと面白く読めるはず。

主人公の響は、ごくごく普通の家庭環境に生まれた読書好きの女子高生。

文学に対する感性は鋭く、それはプロの作品に対しても「面白くない」と「ゴミ」に分けるぐらい辛辣です。

彼女の才能によって作家を目指すことに踏ん切りをつけるプロも登場しますし、彼女ほどの才能が無いことに苦しむ二世作家(仮)も登場します。

彼女の才能によって周りの心がザワつくのです。

そして才能によって周りをザワつかせると言えばこちらのマンガ。


こちらは野球の才能を持った綾瀬川少年が、やはりその才能によって周囲の人間たちをザワつかせます。

先ほどの響との大きな違いは、綾瀬川があまりにも『空気を読んでしまう良いやつ』だからです。

むしろ響は空気を読めないどころか、手や足を出してしまうタイプ。文章表現には敏感なのに、対人関係では「言葉を言葉通りに取る」だけしか出来ません。

同じ天才でも性格が違うと、才能の伸ばし方が変わりますね。もちろん物語の展開も変わります。

キャラ設定って面白いな。


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