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一度嫌いになってしまうと声を聞くだけでもうんざりする?

悲しいかな、以前に第三者経由で言われたことがあります。
「はぁ?何言ってのそいつ」と当時は思っていましたけど、いざ自分もそうなると理解できますね。
対応がかなりよくなかったんだろうなと反省します。
自分が同じ経験をしないとわからないというのは、私自身残念なところだなと思いますが、今回のことで自身の振る舞いを反省する機会をもらえたことに感謝しています。

さて本題ですが、一度嫌われたらもう復活はできないのでしょうか?
私自身、結構カラッとしているので、嫌なことも忘れられるし、一度嫌いになった人とも少し時間が経てば普通に話せるようになります。表面上はというわけではなくて心から何も気にせずに話すことができていました。
「でした」と過去形で書いたのは、「声を聞くのも嫌」っていうレベルの嫌悪感を知る以前まででした。「声を聞くのも嫌」というのは相当の嫌悪感、しかもある程度の期間嫌な思いをし続けないとならないレベルです。今思うと当時の私は知らず知らずのうちにその人に嫌な思いをさせてしまっていたのだなと気付かされます。そして、自分が気づかなかった理由もわかりました。本人(私)に言いにくかったのだと思います。私自身も今、当人には言いにくいですもん。そして嫌いな気持ちを少しずつ貯めてしまってアレルギーのようになってしまったんでしょうね。
今は私にも「声を聞くのも嫌」なおじさんがいます。
とても自己中心的で口が悪いおじさんです。私だけでなく周囲の人の言葉にも耳を貸しません。1年近く同じ状況が続いていると、ムカつく、ウンザリするという気持ちが蓄積して等々気づいたら「声を聞くのも嫌」という気持ちになってしまいました。冷静に考えると何も悪いことを言っているわけではないのに、ネガティブなイメージを持ってしまっているのです。黙っててくれないかなとさえ思ってしまうのです。決してそのおじさんはダメなことを言っていないにも関わらずです。
でも、仕事から離れて冷静になると、そのおじさんにはおじさんなりの思惑や考えがあったのだろうと思い、少しではありますが許せてしまう気持ちが出てきたりもします。こういうおじさんって周りの人にも嫌われているので、ちょっとかわいそうかなって思えてしまい、あまり嫌うのはよくないかなって思ったりするのです。

でも、いざ声を聞くとうんざりしてしまいます。
私自身、ちょっと心病んでいるのかもしれませんね。
一度、限界まで行ってしまうと専門家の治療を受けないと治らないかもしれませんね。専門家に見てもらうまでではないと、微妙な嫌な気分をずっと引きずってしまうので、毎日顔を合わせるとなると、悪化させてしまうかもしれませんね。少し距離を取らないとまずいかもしれません。
私自身はそのおじさんと毎日顔を合わせるわけではないので、おじさんを見ない期間で心の平穏を回復できているのだと思いますが、もしも毎日毎日顔を合わせて嫌なことを言われ続けていたらきっと鬱病にまでなってしまっていたと思います。
もしかしたら、自覚症状なしに軽度の鬱かもしれませんが、一応食事も取れてますし、睡眠も取れているのでセーフかなと思っています。

とことで、なぜこういうこと(「声を聞くのも嫌」というレベル)にまでなってしまうのでしょうか?
自分自身もなりましたし、かつて知らず知らずとは言え他の人をそうさせてしまったことがある私としては、少なくとも今後は他の人に同じ思いをさせたくはないと思っています。
自分なりにおじさんやかつての自分の振る舞いや言動をよく考えてみると、発言内容は同じであっても、言い方によって印象が大きく違ってくることや、その人自身に向けて言ってなくても、他者に言っているのを聞いていても不快に思わせてしまうことに気づきました。1つ目は容易にわかりますが、2つ目は私自身気づかなかったと反省しています。親しい関係だと結構きつい言い方をしても、それが返ってお互いに良い関係っていうことありますよね。その仲間内だけなら問題ないのですが、その仲間内でない人からすると、その関係性を理解していないので、ある種の誤解というか、関係性を知らなければ当然に嫌なことをされていると思ってしまいますね。そこから悪い印象を持ってしまい、知らず知らずのうちに嫌われてしまうことがあるのだと気づきました。私自身も気づきませんでしたが、仲間内では良しとされる言葉遣いも、その人に向かって言ってなくても、外の人が聞くと聞いているだけでも不快に思うということがわかったのです。会社組織では全員と親密な関係、気が合う関係、分かり合える関係などになるとは限りませんし、プレーンな関係性で仕事上の付き合いをしなければならない方が圧倒的に多い、そして、親しい関係の人との接し方を、同じ空間にいる社員も見ていて、その人に向かって言っていたり振る舞っていない行動であっても、悪い印象を持ったり、嫌な思いをするということを、今になって実体験として理解することができました。
今になって気づいても遅いかもしれませんが、今後の人生では会社、プライベートを問わず、言葉遣いや振る舞いには気をつけていこうと思います。

今回のことを機に、言葉遣い以外にも他の人に嫌われる要素を考えてみました。
話が長いと嫌われる可能性が高いと感じました。私もやや話が長い方だと思うので気をつけたいと思います。「自分の話ばかり聞いて聞いてちゃん」は嫌われますよね。カラオケでマイク離さない人並みにね(笑)。
逆に人の話を適切に聞ける人って好かれるなと思いました。自分の話ばかりせずにしっかりと話を聞く姿勢というのは大切かなと感じました。
あと、こればっかりはどうしようもないことですが、すでに嫌いな人と似ている声のトーンや話し方、方言とかでバイアスかかって嫌になることもありますね。

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