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白いブラック企業の産業医

白いブラック企業の産業医もまた組織の意向に反するような行動はしない。
産業医も組織に雇われているのである。あえて組織に逆らって無駄に波風を立てても自分にメリットはない。組織の意向に沿っておくのが間違いないのである。

ここに書くことはきっと「手違い」や「間違い」、もしくは「勘違い」であってほしいが、ある人の事実だけを記載する。ここではAさんとしておこう。
Aさんは組織の人間関係、仕事の不安から心療内科に通院することになった。心療内科に通院していることはあまり会社には知られたくなかったのだが、とある面談にて心療内科に通院していることを会社が知ることになり、会社の管理部門の部長から診断書を会社に提出するように指示をされたため、不本意ではあるが、自費で診断書を取り、厳封の状態でその部長に提出しようとしたところ、産業医に提出するように支持され提出していた。
Aさんはその後も職場の人間関係、仕事状況、職場環境の改善もなく、異動願も却下され、組合へも相談するもなんの解決もなく、職場の仲間にも裏切られ、心の健康状態は平行線の状態であった。当然ながら心療内科に通院を継続しており、会社での形式的とも取れる心身の負担調査では当然のごとく酷い結果となり、その健康調査で悪い結果となると産業医面談となる。その場で心をさらに打ち砕く出来事が起こったのである。
面談において「心療内科に通院してみますか?」っと、、、
衝撃で真っ白になる。
「すでに通院していますし、診断書は産業医に提出していますけど、、、」
「、、、、、」
きっと提出した診断書は偶然どこかに行ってしまったのかもしれない。
多くの社員がいるのだから、紛失してしまうこともあるだろう。
(そんなことあっていいのかよ!会社に言われて自費で取ったんだぞ)
もしかしたら面談した人と提出したときに受け取った人が違うのかも、、、
心の限界であんた面談来いって言っといてちゃんと過去の状況って言ったって半年も経ってない状況を確認しないんかい!
ツッコミどころ満載である。
もはや産業医と言っても信用ならない出来事である。

さらに衝撃の噂。
労働組合の委員から聞いた話では、心療内科に通院し、管理部門にも、労働組合にも相談しているのに、この職場は問題職場とはなっていないとのリーク情報。
「この職場の管理職は出世コースに乗っているからバツはつかないらしい」
嘘かホントか、冗談か?
バツを付けないためになかったことになっているの?
それって許されるの?
もはやどうしようもない。
耐えて耐えて限界まで耐えてそして、それはそのときに考える、、、
考えられたらいいけど、、、

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