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#2 学校を選ぶとき考えたこと

留学先大学の選び方に迷った人は私だけではないと思う。
大学ランキングで上位のところ、やりたい研究の第一人者がいるところ、奨学金がもらえるところ。
色々あると思うが、「モジュールの違い」も結構大きかったなぁという体験談である。


私の志望は開発学(Development)の中の教育分野。悩んでいた学校は2つ。

一方の大学は、教育分野が開発学部に含まれていない。教育をやるなら教育学部の開発専攻、になる。そこでは必修の授業も選択授業も、しっかり教育がベースになったもの。開発分野における教育の理論や教育政策、教育とジェンダー、カリキュラムについてなどなど。教育が直接結びつかなかったのは調査手法の授業くらいかな。

もう一方は直接教育を授業が正直少ない。前期の開発分野の教育における課題を学んでいくコマと、後期の教育政策についてのコマ。だけ。ただこちらは開発学部の中に教育専攻があったので、開発分野の他の専門の授業を選択で取れた。というか取らないといけなかった。
開発分野は広い。
食糧保全(food security)、用水保全(water security)、保健衛生(health)、紛争(conflict)、評価手法(impact evaluation)、経済(economy)などなど…。


私にとっては教育に軸足をおいていろんな分野の知識を学ぶ方がよかったので、後者を選んだ。国際協力業界では「専門性が大事」と耳タコレベルに聞いてはいたんだけど。知的好奇心の赴く方向に従ったらこうなった。

特に教育はどの分野においても関わってくるものなので、どう結びつけるかは常に自分で考えればいいと思って。それに、特に食と水と保健衛生は安心して教育を受けるための土台になると思ったので、それを阻害しうる事柄(issue)にはなにがあるのか知っておきたかった。


自分が納得すればどちらもよいと思うけれど、知っておくと学校を選ぶ目が変わるかもしれない。


↓私が参考にしていた大学ランキングサイト。


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