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久々の試験って緊張するのだな

久しくTOEICを受けてないから受けてみるか、と思い立ったのは10月のこと。

最後の英語力試験は2017年のIELTS。その後留学して、協力隊の赴任前語学訓練を受けて、エチオピアで半分くらいは英語を使う生活をして、今また国内でオンラインの語学訓練を受けている身。そして就活を始める身。なお国際協力分野の文系に期待されるのは、大体TOEIC860くらい。


衝撃でした。
TOEICから「お席をご用意することができました」と言われたことが。ライブかよ…と思ったけどこれがニューノーマルか。

受験を決めてから1か月ほどしかなかったので、対策は1つの予想問題を日を空けて3回と、苦手なpart5の問題集1冊を2周ほど。リスニングは一応スピーカーを使って。
TOEIC用に勉強するより今の実力を知りたい、などと言いつつノー勉は出来なかった中途半端なやつが、私だ。受験料も安くはないので、どうせならいいスコアが欲しい。


いざ当日。

会場は小規模なホテルの宴会場。今まで会場で居住県を選んだらいつも同じ大学だったのに、感染症対策で貸してもらえなかったのかしら。

今まで英検・TOEIC・大学受験・IELTSなどなど試験の数はこなしているので大丈夫だろと思っていたのだけど。
…久しぶりって、緊張するんですね。
自分がプレッシャーに弱いことを思い出した。手がちょっと震える。合格とか昇進とか、特に何もかかってないのに。

そんな中聞こえてきたリスニング音声は、子音は聞こえるけど母音がこもってよく聞こえないような音だった。
m@*tみたいな。

(あ。これはマズい…。)

リスニング試験は何度もやったはずだけど、聞いても分からないんじゃなくて何言ってるかわからないのは初めての経験。ラジカセじゃない、宴会場のスピーカー利用やから音割れはないやろと思っていたけど、甘かった。

この動揺を引きずったままリーディングへ。
リーディング、特にpart7は得意だったはずなのにとても時間がかかった。練習したときは初見で全部解いても12分余って「英語力実感したことあんまりないけどやっぱり読むの速くなったんだな~」なんて浮かれていたのに、最後にまわしたpart5の30問を10分くらいで解く羽目になるくらいには追い詰められた。撃沈。

実家に帰って両親相手に「できなかった~」とふにゃふにゃ言って母親に「寝なさい」と言われる始末。


そんなTOEICのスコアが今週出た。

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当初の目標は950だったのだけど、受験後に下方修正してこれを下回ったらすぐ受け直すか…と思っていたスコアぴったり。
受け直しはしないけど、今後の伸びしろとして胸に刻んでおくことにする。これが今の自分の実力。

なお古のTOEIC受験結果を探したところ、7年前に710を取ってることは確認できた。リスニング・リーディング共にちゃんと成長が伺えるところは評価してもいいか。



協力隊に興味がある方向けに補足をすると、語学ができるに越したことはないが「高い語学力がないと受からない」ということはない。

私の英語が苦手な友人は授業中分からない単語があると小声で呟くタイプで、ある日「creative…?」と呟いてクラスの度肝を抜いた。
でもすごくいいワークショップをする。英語で。

一応コミュニティ開発という職種は、求められる専門知識がほぼない代わりに語学力を含めたコミュニケーション能力が重視される。

でも英語圏じゃない国もたくさんあるし、そうなると皆ゼロからのスタート。
国際協力の入口は一般に思われているほどハードルが高いものではない、と私は思っている。

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