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もう1年、まだ1年

こんにちは。前回の自己紹介から少し時間が経ってしまいました。

ちょうど1年前の今日、14年間お世話になった銀行を退職しました。当日は有給消化のため出勤はしておらず、すでに次の仕事場へ向かっていました。
最終出勤日も清々しい気持ちで、未練なくすごくすっきりしていました。

独立までの話と時系列は前後しますが、独立してからのことを簡単に振り返りたいと思います。


退職からの1年

本当に、あっという間でした。
まだ1年?って、もう遠い昔のような感覚もあり、もう1年?って思うような様々な変化がありました。

環境の変化①

まず、住む場所が変わりました。
生まれ育った大阪からとある縁のあった岐阜へ。
岐阜に住んで最初に驚いたのは平日昼間でも人が少なく、静かなこと。駅周辺に行けば人はいますが、家の周りはめちゃくちゃ静かです。ちょっと心配になるぐらい。今は慣れました。

もう一つ驚いたのは、地元の小学生が挨拶してくれること。
知らない人とは話さない、ついていかないと言われてるはずなのに?下校する小学生は知らない人でも自然と挨拶する。こっちのほうが防犯には効果的かも。

環境の変化②

仕事場に出勤する必要がなくなったこと。自宅≒職場となり、決まった時間に決まった場所へ出勤することがなくなりました。その分、土日も夜間も関係なく仕事できる環境ではあるので、オン・オフは曖昧になりやすいです。

最初の1ヵ月こそ、まあ14年頑張ったしでダラダラする日も許してたけど、しばらくすると何もしない日に焦ってきたり、これでいいのかって不安になったり。決まった時間に決まった場所に行かず、自分でやることを決めるって難しいことだと実感しました。

感情の変化

退職してこれが一番大きかったです。
会社にいるときはそこまで認識してなかったけど、実は組織の中で誰かに何かを決められる、裁量がないということが私にとってものすごいストレスだったようです。
自分で決めて、自分で行動して、自分で責任を持たないといけないという、「自由の身」というのが私には大事だと気づきました。

コントロールされるのが嫌だったのに、コントロールされることを求められる職場環境にいたので、間違いなくストレスだし、反発するし。
だから当時の上司とは当然合わない。職場の同僚からは、枠のなかで自由にできることをやるほうがいいじゃないかって言われたことを思い出しました。私にとってはその枠が不自由だったと退職してから改めて思いました。

その枠がなくなったことで、会社員時代を知ってる人と久々にお会いすると変化に驚かれます。表情が明るくなった、接しやすくなった等々。
自分でもなんとなくわかります。行動が変わりました。今まで自分から人に近づこうと思わなかったけど、初めましての人と接するのが嫌でなくなった。性格が変わったというより、本来の性格に戻ったというほうが正しいかもしれません。

大げさかもしれないけど、生きるのが楽になった。
それほど気持ち的にインパクトがありました。


対人関係の変化

独立後は、規模とか分野は様々、おもしろいことやっていこうよっていう前向きな方々との出会いが多くなりました。出会いに感謝です🙏

送別会などで退職後の話をすると頑張ってとはいうけど、理解できないって反応だったり、うらやましいって言われたり。大事にしたい価値観がそれぞれなので、反応も様々。
半年ぶりに元上司や同僚と会ったとき、これからどうしていきたいか、より今をどうするかが大事なように見え、会話がかみ合いませんでした。
自身が変化することで付き合いも変わるなと実感しています。


まとめ

土日も関係なく、やることがあれば夜でも連絡入るし対応してる。
周りからみれば大変かもしれないけど、自分がやりたくて実現したいと思えることで私は毎日楽しく過ごせてます。
独立してから、見えてなかったものに気付けたり。独立したからできた経験もいっぱいあり。とにかく、1年前に自由の身を選択して本当に良かったという振り返りでした。

振り返りにお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また。