8/19 古い手紙、「天にひびき」

まーたサボっていたが、何とか書こう。書くことがなくとも書くのが、私のnoteの使い方……。

お盆休みだったが、お盆らしいことは何もしないまま終わってしまった。コロナ下で、会うことも叶わず死んだ祖母の一回忌が九州であったようだが、地理的な遠さ以上に遠くのことに感じられる。

そういえば、お盆らしいこととして、「帰省を諦めよ」という声を聞きながら実家に帰った。実家に帰ったからと言って何かあるわけではないが、近年は実家に帰るとなぜか必ず母が古い手紙や写真を出してきて、いっしょに眺めることになる。母と知り合った頃の父の写真(母の手でハートが描き込まれていたりする)も興味深かったが、父が死んだ後に祖父が娘である私の母に送った達筆の手紙に短歌が詠まれていて、上手い歌というわけではないが、ストレートに夫を亡くした娘を励ます歌で、ぐっとくるものがあり、また昭和以前の知識人の教養も感じられ。

その後は実家から持ち帰った漫画やまむらはじめ「天にひびき」を読んだりして過ごしていた。良い漫画。「夢のアトサキ」が一番好きだが、やまむらはじめの描く大学生たちは、最高。

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