20210915 白紙に向き合いたい

ここ数日も、書きたいと思うようなことはない。終わりなき(非)日常。それでも紙にペンを持って向かったり、テキストエディターに向かったりすれば何かしら、書けないことについてでも、書けるものなのだが、そういう、白紙に向かう気力がない。病気や仕事、金策。心も体も疲れきっている。


そんなことを考えていてふと、かつて小説(もちろん日の目を見てはいないのだが……いや、ウェブ上で公開しているから、月の目くらいは見ていると言えるのか?)に、書くことについて何やら書いたことを思い出し、該当箇所を見つけたところ、このように書いていた。

なぜ僕は書くのだろう。小説を書いているまさにそのとき、原稿用紙に万年筆の触れインクのにじみ出ているまさにそのときには、僕はその答えを知っている気がする。

もはや、今となっては、まったく仕方のないものを書いているなぁという気持ちで読んでしまうが——書く、理由、意味、そういうものは、書いてみなければ、見いだせない。何とか白紙に向き合い続けたいものだ……。

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