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知らなければみえない、気づかないこと

きょう、不思議な体験をしたので、ここに残しておく。

オフィス近くの交差点で、一時交通整備が入り、しばらく横断歩道の前で赤信号が変わるまで待っていた。前にも一度同じ時間に同様のことがあって、「この厳密な感じ…護送…?でもなんだろうなぁ」と不思議に思いながら、ぽけ〜っとしていた。

信号待ちの時間はその分音楽を聴けるし、待つのは全然苦じゃない。でもなんか今日は以前よりも少し長い時間待っていたので、人もそれなりに歩道で待ち始めてた。

そしたらガラゴロとカートを引いたおばあちゃんが横から現れて、「ただの信号待ち?」と微笑みながら話しかけてきた。私はぺこりと会釈して、頷いて「そうみたいです、」と返したら

「ここ、上皇陛下が通るのよ」と言い、たま〜にこうして一時通行止めになることや、陛下が手を振ってくれるよとも言う。ぽろぽろっとそういうことを話してくれたあと、おばあちゃんは私の前を横切って交差点の方をみて立つ。そして私も同じ方向をみていると、ポッと現れた車がキュッと右折して、開いた窓から上皇陛下がこちらに手を振ってくれた。おばあちゃんが手を振ってたから、振り返してくれたのだ。あのテレビでしかみたことのない優しい表情を確かにこの目でみた!

そしておばあちゃんはこちらをふりかえり、フッと笑うと、また前を向いて青に変わった横断歩道を歩きはじめた。

…うわー!おばあちゃんの言葉を聞いていなかったら、わたしはきっとなにも気づかなかった。スマホをいじって下を向いていたかもしれないし、近くにいた男性が警察官に向かって、なんで待たせるんだ!と怒鳴っている状況しか目に入らなかっただろう。

ありがとうおばあちゃん。そしてこの金髪黒マスクのちびっこに声をかけてくれたことの不思議さと、「なんなんだろう?」その疑問が外に伝わって、応えてくれたような感覚。偶然の出来事に、とても感謝の念。なんだか、みえないエネルギーをもらったようなきもちにもなった。

不思議なきらきらを感じたとともに、理不尽な怒りをぶつけられる警察官の苦労にも触れた瞬間でした。

さて、今週もお疲れさまでした〜。

美月

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アオイミヅキ

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お菓子のような甘い優しさ!
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