実力も運のうち、って事だけは胸張って言える
2022年8月26日。
保存会員として女性を初めて受け入れるという、歴史上大きな決断を下した中畑神社神楽保存会と組み、初めて催行した民家での神楽舞以降、イベントも含み本日で通算20回のお仕事を終えました。
弊社訪う(おとなう)が運営するHidden Gem Journeysのツアープログラムは、比較的ステークホルダーが多いはず。少なくとも8名、1回のプログラムで地域の方が提供側として参加します。訪うだけで完結するプログラムは原則やらない。高千穂の価値を伝えきれないし、何より面白くないからです。
何回か、引っ越してくる前に人を介さずに高千穂を訪れたことがありました。しかし、当時は魅力が全く分かりませんでした。観光客が多いし落ち着かないから、長居しなくていいや、と思った印象しか、実は残っていません。
そこから数年を経て海外ゲストを受け入れる旅行会社になっているのだから、人生は何が起こるか分かりません。
プログラム1回1回がオペレーション的に重ためな中で継続できているのは全て、
・神楽文化を愛しノッてきてくださるほしゃどん始め地域の方々
・陰に日向に私の動きを見守り支えて下さる優しい友人や先輩達
・家族
・八百万の神々
のお陰様です。
観光地ではない山奥の村に辿り着いた世界中のゲストの方々と地元チームの皆さんが、ニコニコしているのを見る瞬間が一番幸せ。
やればやるほど、「本当にお前は何様だよ」という様な偉っそうな事をぶち上げていた、ともすればよくお見えになる「こうすればいいじゃん(ドヤァ)」と地域に土足で上がり込み好き放題言って/荒らしてお帰りになるコンサル(笑)と変わらなかったであろう自分をふと思い出し、声をあげて枕に突っ伏する日もあります。手も脳みそも動かせる人が、今は本当に必要。
資本主義経済社会の中で「地域文化」の立ち位置を考え、継承の手段をあらゆる切り口でアプローチし実行する、というのが、私に与えられたミッションだと思い込んで進んでいます。
あの世に召される直前に、あー楽しかった、あとは頼んだぜ〜!と思える位には命を燃やし続けたい。
私個人に実力は無い。もし、あると思って貰えているならば、それは全て周りの方々の理解や協力によるものと、運によるもの。
それを改めて肝に銘じて、2024年に向けて粛々と準備を進めます🫶
2024年は辰年、そして私は年女🐉
高千穂の夜神楽ってさ、最高にクールでイケてるんだぜ。
そうやって、変わらずに愛を叫んでいきたいです。
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